血脈主義
オウム真理教・カルト宗教 - 2019年02月17日 (日)
5ちゃんねる見てたら、こんなニュースを発見しました。
“明治の戸籍”出品、問題点は?回収のワケ/日本テレビ
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20190215-00000079-nnn-soci
壬申戸籍ですか。
しかし、被差別部落問題が下火になり、差別するのは「橋下徹はエタ」の週刊朝日くらいの今、見つけては処分するのもどうかと思う。
ふと、そのうち「平成戸籍焼却処分」が決行されるのではないかと思った。だって、そこには男女欄が書いてあるから。
LGBT、トランスジェンダーに配慮してどうせ「戸籍の男女欄消滅」が近い内に実施されるだろう。そうなれば、男女欄が残った戸籍は、差別と偏見を産むので廃棄しなければならないことになる。
本当にそなりそうなのが「今の日本」なのだ。
週刊朝日の悪質な部落差別に対し、当時、橋下徹氏は「朝日新聞は血脈主義、身分制度を前提にするのかどうかということ。これは優生思想、民族浄化思想にもつながる極めて危険な思想だ」と語っている(https://blogos.com/article/48554/)。
血脈主義というと、私は日蓮正宗と創価学会の対立を思い出してしまうが、あれは「血脈主義」と書いて「けちみゃく主義」と読むらしく、別に血を継がなくても良い。
日蓮の没後、弟子は教義を巡って派手に分裂している。その中の「日興」一味の「チーム富士門流」こそが、日蓮の正当な継承者であることを権威づけるために、日蓮が日興に「本文戒律の大御本尊様」その他一切を受け継いだ「唯一の血脈継承」者であると主張しているのだろう。
その血脈主義を創価学会は否定しており、否、日蓮正宗から追い出されたので、自分たちで御本尊を発行せざるをなくなった。それゆえ、血脈主義を否定せざるを得ない。創価学会も日蓮正宗傘下の時代は血脈主義だった。それゆえ、創価学会の御本尊は「ニセ御本尊」「ビニールご本尊」と揶揄される。
もっとも、創価学会も「人間革命」で、戸田城聖と池田大作のモーホーなまでの「師弟不二」関係を描き、いかに池田大作が戸田城聖の正当な後継者であるかをネッチリ描いている。
一方、インターネットで、幸福の科学に変わる新たなおもちゃ、おっとっと第二のオウム真理教、じゃなかった静かなブームの顕正会は、日蓮正宗は追い出されたけれど御本尊様は正しいという理論に立っている。ゆえに、大石寺の方を向いて朝晩「なんみょうほー」と頭の中ガンガン鳴ってるお題目を唱える。
それにしても、オウマー上がりの私、昔は「何万だ」と「なんみょうほー」の区別もつかなかったのに、いろいろ随分と、変な仏教知識を随分身につけてしまった。
ちなみに、大川隆法に「イイシラセ」をしたのは日興。創価学会を意識したものと推測される。確か島田裕巳氏の著作で知った。
島田裕巳氏はそもそも、幸福の科学批判等、反宗教陣営のイメージが強かった学者だったが、ご存知のように、後に「オウム真理教の出前持ち」と批判されることになる。今にしてみれば、「学問的に正しいゴータマシッダールタ氏の教え」を継承するという観点で、学者の良心として、釈迦の教えとの一致という意味で、オウム真理教を「評価」せざるを得なかったのだろう。
後に「戒名は、自分で決める」「葬式はいらない」等で、地獄からの復活を果たしたジェイソン島田裕巳氏。多少の宗教知識を身に着けた今の自分から見ると、島田氏の思想は一貫していると分かる。「伝統仏教」と呼ばれるものも、お釈迦君の言ってることと何も関係ない以上、それを「釈迦の教え」とは呼べない。そんなような思いがあるのだろう。
もうひとり、当時からのカルト宗教批判者に米本和弘氏がいる。
「カルトの子」は名著である。しかし、ご存知のかたもいると思うが、何がどうしたのか、統一教会の味方になってしまった。
マインドコントロール論や日本脱カルト協会の「救出」運動に対する批判が昂じたのだろう。しかし、相当に驚きである。
とは言え、森達也が「真相究明」すれば、馬鹿な左翼文化人が続々と賛同するのだ。統一教会や幸福の科学にだって、信仰の自由はあるし、「擁護」する人がいてもおかしくない。
否、毒ガス殺人集団のオウム真理教の人権を守れ、まだ真相が救命されてない、何しろ脱カルト系ですら声を揃えて「麻原以外の死刑は絶対におかしい」と言っているのだ。弁護士一家すら殺してない統一教会や幸福の科学に、信仰の自由がてんこ盛りに存在して然るべき筈だ。
と書いたところで、結局自分は何も信じてないのだ。
すべての宗教はインチキである。
ありもしない神仏や天国地獄や輪廻カルマに奇跡をあたかも存在するかのように語り、金をだまし取っている以上、詐欺以外の何物でもない。
ではまた。
“明治の戸籍”出品、問題点は?回収のワケ/日本テレビ
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20190215-00000079-nnn-soci
壬申戸籍ですか。
しかし、被差別部落問題が下火になり、差別するのは「橋下徹はエタ」の週刊朝日くらいの今、見つけては処分するのもどうかと思う。
ふと、そのうち「平成戸籍焼却処分」が決行されるのではないかと思った。だって、そこには男女欄が書いてあるから。
LGBT、トランスジェンダーに配慮してどうせ「戸籍の男女欄消滅」が近い内に実施されるだろう。そうなれば、男女欄が残った戸籍は、差別と偏見を産むので廃棄しなければならないことになる。
本当にそなりそうなのが「今の日本」なのだ。
週刊朝日の悪質な部落差別に対し、当時、橋下徹氏は「朝日新聞は血脈主義、身分制度を前提にするのかどうかということ。これは優生思想、民族浄化思想にもつながる極めて危険な思想だ」と語っている(https://blogos.com/article/48554/)。
血脈主義というと、私は日蓮正宗と創価学会の対立を思い出してしまうが、あれは「血脈主義」と書いて「けちみゃく主義」と読むらしく、別に血を継がなくても良い。

その血脈主義を創価学会は否定しており、否、日蓮正宗から追い出されたので、自分たちで御本尊を発行せざるをなくなった。それゆえ、血脈主義を否定せざるを得ない。創価学会も日蓮正宗傘下の時代は血脈主義だった。それゆえ、創価学会の御本尊は「ニセ御本尊」「ビニールご本尊」と揶揄される。
もっとも、創価学会も「人間革命」で、戸田城聖と池田大作のモーホーなまでの「師弟不二」関係を描き、いかに池田大作が戸田城聖の正当な後継者であるかをネッチリ描いている。
一方、インターネットで、幸福の科学に変わる新たなおもちゃ、おっとっと第二のオウム真理教、じゃなかった静かなブームの顕正会は、日蓮正宗は追い出されたけれど御本尊様は正しいという理論に立っている。ゆえに、大石寺の方を向いて朝晩「なんみょうほー」と頭の中ガンガン鳴ってるお題目を唱える。
それにしても、オウマー上がりの私、昔は「何万だ」と「なんみょうほー」の区別もつかなかったのに、いろいろ随分と、変な仏教知識を随分身につけてしまった。
ちなみに、大川隆法に「イイシラセ」をしたのは日興。創価学会を意識したものと推測される。確か島田裕巳氏の著作で知った。
島田裕巳氏はそもそも、幸福の科学批判等、反宗教陣営のイメージが強かった学者だったが、ご存知のように、後に「オウム真理教の出前持ち」と批判されることになる。今にしてみれば、「学問的に正しいゴータマシッダールタ氏の教え」を継承するという観点で、学者の良心として、釈迦の教えとの一致という意味で、オウム真理教を「評価」せざるを得なかったのだろう。
後に「戒名は、自分で決める」「葬式はいらない」等で、地獄からの復活を果たしたジェイソン島田裕巳氏。多少の宗教知識を身に着けた今の自分から見ると、島田氏の思想は一貫していると分かる。「伝統仏教」と呼ばれるものも、お釈迦君の言ってることと何も関係ない以上、それを「釈迦の教え」とは呼べない。そんなような思いがあるのだろう。
もうひとり、当時からのカルト宗教批判者に米本和弘氏がいる。
「カルトの子」は名著である。しかし、ご存知のかたもいると思うが、何がどうしたのか、統一教会の味方になってしまった。
マインドコントロール論や日本脱カルト協会の「救出」運動に対する批判が昂じたのだろう。しかし、相当に驚きである。
とは言え、森達也が「真相究明」すれば、馬鹿な左翼文化人が続々と賛同するのだ。統一教会や幸福の科学にだって、信仰の自由はあるし、「擁護」する人がいてもおかしくない。
否、毒ガス殺人集団のオウム真理教の人権を守れ、まだ真相が救命されてない、何しろ脱カルト系ですら声を揃えて「麻原以外の死刑は絶対におかしい」と言っているのだ。弁護士一家すら殺してない統一教会や幸福の科学に、信仰の自由がてんこ盛りに存在して然るべき筈だ。
と書いたところで、結局自分は何も信じてないのだ。
すべての宗教はインチキである。
ありもしない神仏や天国地獄や輪廻カルマに奇跡をあたかも存在するかのように語り、金をだまし取っている以上、詐欺以外の何物でもない。
ではまた。
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