親に教育権は存在しない。
オウム真理教・カルト宗教 - 2014年04月01日 (火)
おはよ。
考えてみれば、この問題「も」最初は日本共産党が引き起こしたと思う。親が日本共産党の子息に情緒障害児や問題児が多いと言われるようになったのは、もう30年以上前だろうか。
生まれた時から幸福の科学会員だけど質問ある?
http://aoisode.blog.jp/archives/1001084560.html
『保育園の頃から毎晩正真法語読み上げてたサラブレッド
でも高校生くらいの時に目が覚めて、選挙も実現党には入れなかったら母親と大げんかになった
そんな母親も最近疑問を感じ始めたらしい 』
上記まとめサイトでは幸福の科学と創価学会とが話題になっている。まあ幸福の科学は「分かりやすいキチガイ」、創価学会は人数多いので目立つから何かと話題になるが、事は断じて幸福の科学と創価学会だけではあるまい。冒頭にあげた日本共産党のような政治団体や、親鸞会や顕正会のようなマイナー団体を含め、「オウムシスターズ」は全体主義的発想の団体全てに起きうる悲劇である。
親が受けた教育が全く通用しないどころか周りから嫌われて転落人生まっしぐら、あるいは逆に正しい考えを身につけたがゆえに、親の手によって社会的に抹殺される。その他もろもろのおかしな思想にまつわる屈折を得て、屈折した人生を送る人がどれだけいることか。何しろ、親は絶対に正しいと信じて「教育」したり「制裁」しているのであり、そして子供は素直に親の言うことを聞いたがゆえの悲劇である。
一方、しばしば「親の教育権」なるものが論じられる。おそらく、下記のようなものだろう。
教育権は子と親にある
http://www.ne.jp/asahi/homeschool/renkon/houritu_kyouikuken.htm
『親の教育権は、歴史を見ても世界を見ても自明な自然権です。たとえば、就学以前の子どもにどのような教育を行うかはすべて親に任されています。
親は、子どもの必要とするものを提供し、また、自分のもつ最良の文化、思想、良心、知識、技術などを子どもに伝えようとします。子供の行動のまずい点を伝えることも、子供から委任された教育権の一部です。
親の教育権が認められないことは、全体主義国家に特有のことです』
そんな委任がいつ行われたのだろうか。そもそもそんな子供の委任は無効に決っている。よろず権利には「公共の福祉」の範囲内で適用されるもの。
そう思って考えたのだが、そもそも親にそんな権利(子供に自分の信念を教える権利)なんて本当にあるのだろうか。
憲法26条1項には「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する」とあり、第2項「すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ」となっている。親の(自由)教育権を保証している気配すらない。
いや、日本国憲法で認められていようがいまいが、そんな事はどうでもいい。親には健全な教育をする義務はあっても、自分の信念を教育する権利なんて認めて本当にいいのだろうか。少なくとも、親の教育権に対してしばりをかけるべきではないのか。
親の教育権は、子供の教育を受ける権利と明白に対立している。アカの人もカルトの人も、子供が大好きなんでしょ? だったら、子供が伸び伸びと育つために、親の教育権を規制しましょうよ。と書いたところで、無駄な話なのだ。何しろ、アカもカルトも自分が正しいと信じて、おのが正しい信念を貫いているのだから。それどころか、こういう意見が多くなれば「我々は世間から偏見の目で見られている」と言い訳を始める。そして、子供に「家の外では一般人と同じように振る舞え」と命令するようになる。親から教えた信念を偽れ、親の信念を侮辱する人間を騙し、媚を売り、「一般人」と同じように見せかけると教えこむ。これで子供がマトモになる筈がない。
考えてみれば、この問題「も」最初は日本共産党が引き起こしたと思う。親が日本共産党の子息に情緒障害児や問題児が多いと言われるようになったのは、もう30年以上前だろうか。
生まれた時から幸福の科学会員だけど質問ある?
http://aoisode.blog.jp/archives/1001084560.html
『保育園の頃から毎晩正真法語読み上げてたサラブレッド
でも高校生くらいの時に目が覚めて、選挙も実現党には入れなかったら母親と大げんかになった
そんな母親も最近疑問を感じ始めたらしい 』
上記まとめサイトでは幸福の科学と創価学会とが話題になっている。まあ幸福の科学は「分かりやすいキチガイ」、創価学会は人数多いので目立つから何かと話題になるが、事は断じて幸福の科学と創価学会だけではあるまい。冒頭にあげた日本共産党のような政治団体や、親鸞会や顕正会のようなマイナー団体を含め、「オウムシスターズ」は全体主義的発想の団体全てに起きうる悲劇である。
親が受けた教育が全く通用しないどころか周りから嫌われて転落人生まっしぐら、あるいは逆に正しい考えを身につけたがゆえに、親の手によって社会的に抹殺される。その他もろもろのおかしな思想にまつわる屈折を得て、屈折した人生を送る人がどれだけいることか。何しろ、親は絶対に正しいと信じて「教育」したり「制裁」しているのであり、そして子供は素直に親の言うことを聞いたがゆえの悲劇である。
一方、しばしば「親の教育権」なるものが論じられる。おそらく、下記のようなものだろう。
教育権は子と親にある
http://www.ne.jp/asahi/homeschool/renkon/houritu_kyouikuken.htm
『親の教育権は、歴史を見ても世界を見ても自明な自然権です。たとえば、就学以前の子どもにどのような教育を行うかはすべて親に任されています。
親は、子どもの必要とするものを提供し、また、自分のもつ最良の文化、思想、良心、知識、技術などを子どもに伝えようとします。子供の行動のまずい点を伝えることも、子供から委任された教育権の一部です。
親の教育権が認められないことは、全体主義国家に特有のことです』
そんな委任がいつ行われたのだろうか。そもそもそんな子供の委任は無効に決っている。よろず権利には「公共の福祉」の範囲内で適用されるもの。
そう思って考えたのだが、そもそも親にそんな権利(子供に自分の信念を教える権利)なんて本当にあるのだろうか。
憲法26条1項には「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する」とあり、第2項「すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ」となっている。親の(自由)教育権を保証している気配すらない。
いや、日本国憲法で認められていようがいまいが、そんな事はどうでもいい。親には健全な教育をする義務はあっても、自分の信念を教育する権利なんて認めて本当にいいのだろうか。少なくとも、親の教育権に対してしばりをかけるべきではないのか。
親の教育権は、子供の教育を受ける権利と明白に対立している。アカの人もカルトの人も、子供が大好きなんでしょ? だったら、子供が伸び伸びと育つために、親の教育権を規制しましょうよ。と書いたところで、無駄な話なのだ。何しろ、アカもカルトも自分が正しいと信じて、おのが正しい信念を貫いているのだから。それどころか、こういう意見が多くなれば「我々は世間から偏見の目で見られている」と言い訳を始める。そして、子供に「家の外では一般人と同じように振る舞え」と命令するようになる。親から教えた信念を偽れ、親の信念を侮辱する人間を騙し、媚を売り、「一般人」と同じように見せかけると教えこむ。これで子供がマトモになる筈がない。
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