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0葬はオウム真理教でヒトラーなのか

 おはよ。
 オウム真理教の名前と島田裕巳の悪口とが同居した文章を読むのも何年ぶりだろうか(笑)。
なぜ葬儀は必要なのか /日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO95766130V00C16A1000000/
 『わたしたちは「直葬」や「0葬」がいかに危険な思想をはらんでいるかを知らなければなりません。葬儀を行わずに遺体を焼却するという行為は、ナチス・オウム・イスラム国の巨大な心の闇に通じている。』と一条真也氏は言う。『麻原彰晃(松本智津夫死刑囚)は「ナチス」に異様な関心を抱いており、自身をヒトラーに重ね合わせていたことは有名です。ナチスやオウムは、かつて葬送儀礼を行わずに遺体を焼却しました。ナチスはガス室で殺したユダヤ人を、オウムは逃亡を図った元信者を焼いたのです。いま世界から非難を浴びている過激派集団イスラム国しかりですが、わたしは葬儀を行わずに遺体を焼くという行為を絶対に認めません。それは「人間の尊厳」を最も損なうものだからです。』と。
 で、一条真也さんという方はどういう方かと思ったら、『89年、父が経営する冠婚葬祭チェーンのサンレーに入社。2001年から社長』『全国冠婚葬祭互助会連盟会長』と。そりゃー0葬に反対するわ。
 それはともかく、ヒトラーさんは知らないが、オウム真理教では普通に死んだらそれなりに葬式をやっている筈だ。村井秀夫さんなんか踊り付きだったし。逃亡犯をレンジでチンしたのは、ただ単に普通の殺人者が遺体を隠蔽したのと同じである。ちなみにイスラム国でもイスラム教でも、葬式は基本は土葬で、死体を焼くのは懲罰的意味合いらしい。死体を焼いて懲らしめてるのだから、ある意味死体の尊厳を高く認めた行為なのだろう。

 一条真也という人の本を読んだ事がないので正確な判断できないが、島田裕巳が正しいか一条真也が正しいかっていうよりは、強く「0葬」を推進するのではなく、考え方が「0葬」にならざるをえないではないだろうか。
 仏教の権威が落ち、宗教全体が近代合理主義で否定的に捉えられ、そもそも霊魂や天国地獄を信じている日本人は少ない。一方、家族制度そのものが崩れ、一生独身の人や子どものいない夫婦も増えている。
 葬式とは、どちらかといえば死んでる人のためではなく生きている人のために執り行われる行為である。身寄りのない人間にとって、全く不要な行為である。否、本来、仏教はそういう人こそ救いの手を差し伸べなければいけないはずなのだが、長きに渡る「檀家制度」「葬式仏教」で、本来の「救済機能」を失ってしまい、どちらかといえばカルトと言われがちな、週刊誌を賑わす教団のみが救済機能を保持する傾向があった。と、話がそれてしまったな。
 家族制度が保持されている家庭でも、格別人を呼ぶ必要がなければ、本当は「意味なんかない」と思ってる宗教行為(葬儀会社が派遣するスキンヘッドのオッサンがパーカッションを叩いて漢文を朗読する行為)は省略し、安上がりに済ませたいと思うのが人情だろう。だいたい、坊主に天国居住決定権があるなんてスッタニパータのどこに書いてあるのか。
 そもそも、生前に「葬式なんか葬儀屋や坊主に金を取られるだけだからもったいないから最低限にして、残った人の快楽に金を使ってくれ」と家族に伝えるのが、普通の人の普通の発言として、それなりに定着していると思うのだが。
 激安葬が定着するのが当たり前。だって、無駄だもん。意味無いじゃん。華美な葬式は金持ちやエリート家族の子息の贅沢品と化すのは当然である。もはや名刺交換会の様相ではないのか。
 逆に、俺みたいにどっかの部屋で腐乱死体になって死んでいく人にとって、どういう葬式のメリットがあるのか。貧困家庭が葬式代を節約しないで、葬儀屋派遣のスキンヘッドを呼んでくる理由はどこにあるのか。
 0葬とは激安葬式店の徹底した姿にすぎないのではないのか。
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Author:sinzinrui
 西村雅史。元オウマー。大昔「オウム真理教大辞典」を共著で出して「これで幸せになる」と思ったらかえって不幸続き。糖尿病も悪化し、眼底出血で失明に怯えてます。

私は「いつでも会えるオウマー」です

常時2人オフ会受け付けてます。握手会もOKです。なお、男なので、パンチラはありません。

ただし、基本的に、土日・祝祭日希望。(日頃は普通にサラリーマンやってますので)。

あと、正体を明かさない人や殺気を感じた人は、断るかもしれません。

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