トップページ | 全エントリー一覧 | RSS購読

植松聖さんはキリストを超えた

 植松聖さん関係で、朝日新聞WEBにこんな記事が掲載された。
 是非とも、クリックして全文をお読みいただきたい。以下ゴチックは筆者。
たたかれ、かみつかれ… 障害者施設の職員、絶えぬ傷/朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASJ8D6G0LJ8DULOB012.html
『東北地方の重度障害者施設に勤める40代の男性の腕にはいくつも傷がある。右前腕部が多く、取材した日は赤い傷が五カ所ほど。暴れる利用者が爪を立てたり、たたいたりした痕だ。かみつかれて血が出たこともある。
 「反応すればさらに興奮するから、平然と対応するように教わった。押さえつけるわけにはいかず、他の利用者にけがをさせてもいけない。職員がけがをしてでも盾になるしかない」
 約50人の利用者が暮らす入所施設で働く。担当するのは約20人いる最重度の人たち。利用者が暴れるのは毎日のことだ。
福祉を志して、今の施設に勤め始めて1年近く。理想を持ってはいるが、24時間を超える宿直が明けるとぐったりする。疲労でケアが乱雑になる日もある。
 「保護者の疲れきった表情、施設で働いている職員の生気の欠けた瞳」
 津久井やまゆり園で起きた事件で逮捕された植松聖(さとし)容疑者(26)は、衆院議長に宛てた手紙にそう書いた。
その内容は、理解できる面もあるという。』

 「やっぱり」と思った人が多いだろう。

 この日記の愛読者お馴染みの野田成人さんのブログに、「サイゾー」の次のような記事が紹介されている。
 まだお読みでない方がいらっしゃったら、是非とも下記をクリックして全文をお読みいただきたい。
相模原殺傷事件
http://alephnoda.blog85.fc2.com/blog-entry-1237.html
『数年前、重度の知的障害者に顔面をカッターで傷つけられ、いまも鼻の下からアゴにかけて傷跡が残る20代女性は「心情的に、どうしても植松容疑者を支持してしまう」と語っている。
 女性は通勤途中に知的障害者の男性が泣きながら歩いているのを見かねて声をかけたところ、カッターで顔を切られた。しかし、男性は「心神喪失者の行為は、罰しない」などと規定される刑法39条に沿った刑事責任能力の喪失と判断され、無罪になったというのだ。
 「せめて医療刑務所で教育を受けさせるとかにはなると思っていましたが、IQ30前後の重度で行動制御能力がないって判断でした。さらに裁判官には、私が声をかけたことで感情を興奮させ、攻撃的衝動につながったとまで言われてしまいました……」
 女性は女優の中越典子にも似た美人だが、顔に大きな傷を負ったことから「コンプレックスになって仕事も辞め、恋愛もできず引きこもりになってしまい、知的障害者を憎むようになった」という。』

※(相模原障害者施設大量殺傷事件「植松はヒーロー」とツイートした人物の“生の声”を聞いた

 少し前に自分が書いた「誰が植松聖を裁けるのか(努力真理教の崩壊)」で書いたとおりである。植松さんは親切にも「殺す」と言ってくれたので、「ナチだー! ヒトラーと同じだー!」と安手の決まり文句を叫べばそれで言い訳が立つ。しかし、殺すとまでは言わないで、「重度の精神障害者は生きているだけで世の中に迷惑をかけるだけで、本人も幸福になる可能性は皆無だ」と言われたら、どう「行動の伴う」反論ができるのだろうか。綺麗事を言うのならば、あなたが介護すればいい。殺されるかもしれない人間(もちろんあなたが殺されても、「殺人犯」は無罪)に、どう介護をするのか。少なくとも、「ナチだー」「ヒトラーと同じだー」のお馬鹿さんと違って、植松聖さんはぎりぎりまで悩んで彼らを救おうとしたのだ。
 殺すのは良くない。ゆえにヒトラーだ安倍だネトウヨだでは困るのである。現実的にどうすればいいのか。そこが全く欠落しているのだ。どうせ介護をやるのは他人だし、街中で障害を持たれた方と会っても、本人がいなくなるのを待って「偏見を持つ意図がいる。私は絶対に許せない」なんて偉そうにお説教しているのでは迷惑なだけだ。
 身体障害者ならば、その障害箇所を補ってあげれば何とか解決する。しかし、人間の暖かさも愛も理解できない人間が、この世の中には確かに存在するのである。どうやって彼ら彼女らを「補って」あげるのか。これは今の日本を支配する「哲学」だけでは解決できない。極端な話、宗教的観点で「全ての生き物は、神様の目から見れば等しく価値がある」というレベルまで踏み込まなければ無理なのである。さもなければ、「人間、努力すれば報われる。しかしこれは例外。あれも例外。しかしそれは駄目。でもおのケースは下駄を履かせてあげよう」みたいに、その場しのぎの「例外」を作っていくしかない。あるいは「ひょっとしたら国家権力がお前も役立たずのレッテルを貼って殺して」の類の、あいも変わらないペテン術で誤魔化すか、そんなところだろう。
 しかし宗教の領域・神の視点は簡単なようで、実は残酷な結論を導き出す。植松さんを超える本格派の基地の外の人が、街中で日本刀や拳銃を持って大暴れ。次々と殺されていく。もちろん基地の外の人は神様さんの視線からは、殺された人と同じように同じ尊い人間。神様さんの偉大な計画の一部に口を挟むなんてとんでもない。十分に残酷である。安手の人権論者と言ってることが何も変わりがない。
 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で起きた重度障害者大量虐殺事件は、オウム真理教の地下鉄サリン事件のように分かりやすい単純明快な事件ではない。正直、まだまだ不明部分が多い。例えば、両親が相次いで蒸発してしまったことは、同じ経験を高校時代に経験している造田博さんを彷彿させる。造田博さんも精一杯苦悩を乗り越え頑張ってみたが、結局その結論は無差別大量虐殺だった。
 そして造田博さんは造田博教の開祖になった。
関連記事
スポンサーサイト
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
7849:人権真理教の撲滅 by 政界ウォッチャー三十年@閉鎖病棟入院中 on 2016/08/28 at 10:59:23 (コメント編集)

連投失礼致します、賛成派の方々に聞きたい、あなたも精神障害者になったらどうする?
罹患率はかなり高い、さて自分がそういう立場になれば?
人権真理教の撲滅と、隔離政策しかない、あくまでも一精神障害者の戯言ですが、人間は生まれつき平等ではないと認める、諦めて隔離施設で閉じ込める、金はかかりますが、社会との融和などという戯言を捨てる、黙って離島の隔離施設で、人工的に半死半生になる、まあきれいごとではすまない、諦めろでしょう、半死半生なら、ただ意味もなく生きるのみ、人権屋に言いたい、ならお前が世話しろ、国連の勧告など無視、人権真理教は破防法で死刑、諦めろ人権なんて幻想だ、離島の隔離施設で人工的に半死半生にするしかない、下手に社会との融和とか言うな!どうしようもないなら、離島の隔離施設と薬漬けでしょう、伝染病では一部、隔離すべしと決まっている、生きていて無意味かは、正直わからない、ならば隔離と薬漬けしかない、一精神障害者としては暴論だが、もうそれしかない、障害者も生きている、意思の疎通は不可能、下手に弱者の味方ぶるな、暴論は承知の上、家族には因果を含めておく、他に手はない、施設が街中にあり送迎は無用、私がここまで言わざるをえない、この世の果ては存在する、ならば消すより、何かしら隔離施設と薬漬け、社会の役に立つなら、治験でもすればいい、費用負担が減る、また定期的に何らかの形で、献血でも骨髄移植でもいい、私は納得できないが、もしそこに問題があるなら、きれいごとや人権真理教を捨てろ、言いたくないが、消されるよりましだ、なぜ生きているかなどわからない、残念ながら、車椅子も白杖も点字ブロックも不可能、言いたくないが言うしかない、一見健常者の方々、はっきり聞きたい、あなたも突然罹患する、現実を見ろ、散々賛同しながら、さああなたの番が来たらどうする?
諦めろ、離島の隔離施設で一生暮らせ、言いたくないが言う、この世の果て、絶望の荒野地獄の淵、ならば生かせるしかない、暴論は覚悟の上、命は平等ではない、地獄を見ない者が安易に適当な事を言うな!

7848:かなり難しい話 by 政界ウォッチャー三十年@閉鎖病棟入院中 on 2016/08/28 at 09:58:32 (コメント編集)

いや、確かに廃人化ってあります、壊れた人間なぞ不思議ではないです、
処分するのは簡単ですが、ややこしいのは自称人権派、連中は敵ですから、あと無能な裁判官でしょう、壊れた人間をどうするか、あまり考えない面倒だから、気違い無罪にする、ややこしいんですよ実際問題、まあ作業所の職員から、気違いを日中隔離していると聞いたりしていますから、壊れた人間処分するのは簡単、元に戻る訳ではない、特に知的はややこしい、まあ施設の確立だの、とりあえずの対応しかないのかと、私も気違いですから、処分されたくないですね、特に多重障害なんて珍しくないです、プライバシーに触れますが、精神科閉鎖病棟には、多重障害多いんですよ、この世の果てか、希望の光に別れます、見てはいけない現実を見る、嫌なものです、まあ隔離施設をどうするか、とか強い薬で押さえつけるか、まあ隔離施設と薬漬けでしょう、人権派がなんと言おうが、それしかない、とても古い精神科の治療では、持続睡眠法がありまして、とりあえず寝かし続ける、まあ一精神障害者としては、かつてのハンセン症対策しかないのかと、どこか離島に隔離施設を造り、閉じ込める、人権なぞ意味ないです、私としては、それこそ、隔離施設と寝たきり、栄養は点滴か胃瘻、政府公認の施設かなと思います。

7824:Re: 世紀末救世主伝説~植松の剣 by sinzinrui on 2016/08/24 at 22:00:30

ロンとヤス様

> 皇室の○○様を正室に、○○坂のメンバー
> を側室に、みたいな不届きな要求とかなか
> ったのかな?とも考えてしまいます。

どうせならば、重度の精神を病まれた方を人質に立てこもり、◯◯坂の生◯を、「全裸にしろ」「全身舐めさせろ」「セッ◯スさせろ」と要求した方が、その際の野次馬の反応が楽しみです。

7822:世紀末救世主伝説~植松の剣 by ロンとヤス on 2016/08/23 at 22:47:14

わんばんこ!

世紀末救世主・植松氏は
1.禁固2年
2.支度金5億円
3.整形による身柄の保護
を要求したそうですが、本当にそれだけ
でしょうか?
皇室の○○様を正室に、○○坂のメンバー
を側室に、みたいな不届きな要求とかなか
ったのかな?とも考えてしまいます。

7818:Re: 植松さんに賛同 by sinzinrui on 2016/08/20 at 17:13:02

> ブログでご指摘の、植松さんの思想に賛同する人は、大勢いると思います。

「殺すか否か」だけなら、そりゃーさすがに殺しちゃまずいでしょうって事になります。
しかし、じゃあ重度の精神障害者をどうするのか。誰がどのように面倒を見て、そのような現場の方々の危険極まりない現状、および重い精神障害に苦しまれている方々やご家族をどうするのか、その視点が全く欠けてるんです。

7814:植松さんに賛同 by 読者 on 2016/08/20 at 07:36:46

いつもブログ拝見しています。
今回、特に興味深く読みました。
私の友人も福祉施設に勤めています。重度知的障害者を車に乗せて運転中、突然、腕を噛みつかれたり、暴れたりと、危わや、殺されかけた事が何度もあるそうです。
ブログでご指摘の、植松さんの思想に賛同する人は、大勢いると思います。

最新コメント

プロフィール

sinzinrui

Author:sinzinrui
 西村雅史。元オウマー。大昔「オウム真理教大辞典」を共著で出して「これで幸せになる」と思ったらかえって不幸続き。糖尿病も悪化し、眼底出血で失明に怯えてます。

私は「いつでも会えるオウマー」です

オウマーに会いたかった! 会えますよ。
常時2人オフ会受け付けてます。2人以上でももちろんOK。握手会もチェキもOKです。ただし男なのでパンチラはありません。

ただし基本的に、土日・祝祭日希望(日頃は普通にサラリーマンやってますので)。

あと、正体を明かさない人や殺気を感じた人は、断るかもしれません。そこまで善人じゃないので、あしからず。

Twitter

顔本

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新記事

カウンタ(2011.8中旬あたりから)

リンク1

リンク2

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
政治・経済
32位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
政治活動
16位
アクセスランキングを見る>>

検索フォーム

QRコード

QR

ブロとも申請フォーム