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鶴の遺伝子、赤の遺伝子。

 おはよ。
 最近の政党支持率を見ていると、共産党の支持率が相変わらず高い。
 「高い」といっても3~4%だが、SEALDs登場前は1%を切ったこともあり「さあ、共産党消滅カウントダウンが始まりました」と喜んでいたのだから、随分と復活したものだ。偉大な安倍様率いる自民党の優位は揺るぎないが、以下は民進党・公明党・維新の会・共産党の4党が団子レースを繰り広げている。マラソンで言えば、民進党は一応第一グループにいるが、公明・維新・共産の第二グループにじりじり差を詰められている展開だ。
 東京都では、現在「公明>共産>民進」で、7月頭の選挙でおそらく更に差をつけられるだろう。
公明党が共産党批判に力…都議選で支持が拮抗/読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20170523-OYT1T50115.html

d2b802273838813f611865746979ae58.jpg しかし、共産党の人気はやはりバブル的だと思う。一瞬で1/3、1/4に激減する可能性がある。吉良よし子やSEALDsの大ヒット作も陰りまくってるのに、現在も「高」支持率を維持しているのは、予想以上に民進党難民の増加が深刻で、次々と難民が代々木に流れ込んだだけではないだろうか。
 「自国民」だけで運営し、創価ファーストで運営できる創価第一党と違って、自国民は完全に老い果てて、移民・外国人労働者を大量に受け入れなければ国が成り立たないのが共産党だ。SEALDsブームが去って若者が「村」を離れた今、民進難民たちも「ここは食えない」と分かったら、すぐに村から出ていくだろう。
 かってはライバルだった創価学会(公明党)と共産党。いつの間にか決着がつき、未だにライバルだと思っているのは高齢の共産党支持者だけだ。支持率が拮抗している今でも、正直「ライバル」という気がしない人が大半だろう。数百万の組織を誇り、一つの県レベルの集団を形成する創価学会と、相当にサバを読んで自称30万人(20万もいるのか)で、構成員も高齢者に偏る共産党。両党、否、両宗教の「匂い」も随分と違う。妙に前向きで「レッツポジティブ」な創価と、組織を地下に隠し合法・地下活動を使い分ける共産党。来るものは拒まず去るものは追わずと、裏切り者は必ず殺すの違いだろう。
 唯一「かつてライバル」だった名残は、貧乏という「原点」「遺伝子」だ。どちらも下町に票田があり、長屋あるところに創価学会あり、公明党のポスターあるところに共産党のポスターもあり。これは未だに崩れていない。どちらも「貧乏」「不幸」を原点にして、そこから抜け出すことをエネルギーにしてきた。
 しかし両宗教とも、多くの金持ちを産むようになった。その「成功者」の匂いがあまりに違いすぎる。創価学会は芸能人やスポーツ選手、企業経営者のように「世間の荒波」での成功者が目立つ一方、共産党は教育やマスコミや弁護士等、インテリ層の成功者が多い。これが案外「違いすぎる両宗教の香り」を作り出している気がする。共産党は「お勉強」することにより真実に到達する政党であり、ゆえに「エリート階層」が存在し、その主張する思想と裏腹に、「地位」に対して極度に神経質になる。
 オウマーだった昔の友人がSNSで両教団を、「自分たちは貧乏人で、金持ちをやっつけようと言ってるのが共産党、金持ちになろうと言ってるのが創価学会」旨を書いていて、なるほどと感心した、同じ遺伝子を持ちながら、両者の匂いがあまりに違うのは、ずばりここなのだ。
 もっとも、宗教業界全体が下火の今、「創価ファースト」だけではそのうちに公明党も徐々に衰退していくだろう。公明党は穏健な中道政党で、民進党支持者の大半だって「公明のほうが自分の意見に近い」と思ってる人が多いと思う。しかし、公明党はミョーに敷居が高く、難民を受け入れない政党になっている。移民受け入れの「手」を打った方が良い。
 ではまた。
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コメント
8785:Re: 創価学会と日本共産党 by sinzinrui on 2017/05/28 at 10:09:04

みれい様

> 安保法反対デモに参加していた、自称「学会員」は、共産党が仕組んだ偽物だったのでしょうか?

確かに、安保法制で創価学会が分裂してたって話がありましたが、その後
どうしたんですかね。
あれ、今にしてみれば、聖教新聞ではなく赤旗読んでる創価学会員だったの
かもしれません。
もっとも、都知事選の時は婦人部が割れたようですが。
まあ、候補がイマイチでしたし。

今、人間革命の動画版を少しずつYoutubeで見てますが、戸田城聖が当時の共産党
に批判的なことを言ってました。その後、御存知の通り共産党は自滅するのですが。

> ある宗教学者は、創価学会が日本の共産化を防いだと分析していました。

確かにそれはあると思います。
共産党になびきやすい層を根こそぎ持っていってしまいましたから。

8774:創価学会と日本共産党 by みれい on 2017/05/25 at 15:53:19 (コメント編集)

まあまあ善戦している共産党ですが…
昨年の参院選、蓋を開けてみれば、大して伸びませんでしたね。
事前に大躍進の予想があっただけに、幹部はショックだったのではないでしょうか?
一方の公明党。
安保法で創価学会員が離反しているなどと、一部で宣伝されていましたが…
得票を減らすこともなく、議席を上積みしました。
安保法反対デモに参加していた、自称「学会員」は、共産党が仕組んだ偽物だったのでしょうか?


創価学会と日本共産党の共通点。
戦時中に、軍部政府から激しい弾圧を受けたという点です。
しかし、戦後の両組織は対照的な歩みを進めることとなりました。
釈迦に説法ですが、共産党は暴力も辞さない武装闘争路線を選びました。
一方の創価学会は、民主的な選挙で「体制内改革」を目指し、政権入りを果たしました。
右とも左とも、穏健にお付き合いしましょうという、中道路線。
だから、安倍首相が靖国参拝しても、それほどうるさいことは言わない。
「創共協定」は失敗しましたが、共産党とも対話しようとした。

過激な「反体制」の共産党。
穏健な「体制内改革」の創価学会。
「非現実的な理想主義」の共産党。
「冷徹な現実路線」の創価学会。
ある宗教学者は、創価学会が日本の共産化を防いだと分析していました。

鎌倉幕府という軍事政権と激しい闘争を繰り広げた日蓮。
その流れを汲む創価学会。
初代会長は治安維持法で逮捕の末、獄死。
彼らのDNAは、明らかに「反体制」のはずです。
しかし、「反体制路線」に走らなかったのは何故なのか?
そういう研究も、してほしいものです。

恐らく、世界各地に創価学会の組織が広がったのも、各国の政権と融和協調路線を取ったからかもしれません。
中国共産党政府と創価学会の間では、「布教はしない」という合意がなされているそうです。


最近の日本共産党の選挙戦術。
自民党と協力して成功した、公明党のマネをしているようか気がしないでもないです。
両組織の、今後の盛衰は興味深いところではあります。

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Author:sinzinrui
 西村雅史。元オウマー。大昔「オウム真理教大辞典」を共著で出して「これで幸せになる」と思ったらかえって不幸続き。糖尿病も悪化し、眼底出血で失明に怯えてます。

私は「いつでも会えるオウマー」です

オウマーに会いたかった! 会えますよ。
常時2人オフ会受け付けてます。2人以上でももちろんOK。握手会もチェキもOKです。ただし男なのでパンチラはありません。

ただし基本的に、土日・祝祭日希望(日頃は普通にサラリーマンやってますので)。

あと、正体を明かさない人や殺気を感じた人は、断るかもしれません。そこまで善人じゃないので、あしからず。

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