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14億円大日如来像はちっちゃくてボロかった。真如苑「半蔵門ミュージアム」に行ってきました。

半蔵門ミュージアム 昨日は4月に一般公開された真如苑の「半蔵門ミュージアム」に行ってきました。
 別に真如苑に興味があるわけでもなく、仏像に興味があるわけでもない。2008年でニューヨークの競り市で14億円で落札されてマスコミを賑わせた「運慶作らしい大日如来像」がネタとして見たかっただけである。
 半蔵門線半蔵門駅で降りて4番出口を目指すと、「友心院」という教団施設があり、駅地下道直結とは凄いと思いきや、ガードマンが身分証をチェックしないと入れない。さすが真言密教、一般人には秘密の教えは公開されないのかと思ったが、あのー、真如苑さん、チョー感じ悪かったです。
 いずれにせよ、ここが入り口ではないようなので、地下鉄構内4番出口から出て左の様子を見ると「半蔵門ミュージアム」の看板発見。ここは入れそうなので入場すると受付があり、他所のイベントでもありがちな首から吊るす「入館証」を渡され、14億円様がお住まいらしい地下一階に誘導される。
gandaara.jpg 地下に行くと、14億円運慶大日如来像はガラスで守られていたが、それ以外はむき出しで置いてある。もちろん、お触りも写真撮影も禁止(写真はパンフのスキャン)。14億円以外で面白かったのが、一連のガンダーラ仏教美術。いくつかあって、写真の「仏陀釈迦牟尼が寝ている」彫刻?で、釈迦さんの足元にいるのがマーラで、マーラさんが描かれているのは珍しいとのこと。説明書きが難しく、オウム真理教で鍛えられたお蔭で単語はそれなりに分かるが、オウム真理教に存在しない「何ちゃら菩薩・如来・明王」の親交・血縁関係になるとサッパリである。
 このガンダーラ美術、ギリシャ芸術の影響を受けており、実際に見てみると分かるけど、顔や髪型がどこかギリシャ風。仏陀釈迦牟尼の三次元化は1世紀あたりかがら始まり、これら作品は2~3世紀のもので、なかなか歴史的にも有り難いものらしいです。

14okuen.jpg そしてお目当ての運慶作らしい14億円大日如来像(正確には「運慶作と推定される大日如来坐像」)。
 ちっちゃーい!
 60cmくらいで、ペンキ?がところどころ剥がれてます。右隣の不動明王の方がよっぽどかっこいい。これが14億円なんですね。森高千里のフィギュアを買ったほうが良いと思うけど、これが運慶ブランドなんでしょうか。正直、もっとデカイと思ってました。

 そんな感じで、一応展示は全部見ました。で、3Fのシアターで映画を見せてくれるそうなので3Fに(ミュージアムは地上3F地下1F)。3Fの映画上映の待ち時間用に映画が上映されていたが、立位礼拝バリバリのオウムチックなのもの。最後に弟子たちが「仏殿を右回りに回って」云々の説明に、なるほど、右回りなんだと別の意味で納得。
 そして映画館に案内された。超豪華。そういえば先週の土曜日も、「さらば青春されど青春」という怪しい宗教の映画を見に行ったっけ。先週のカルト宗教の映画はかなり入ってたが、こちらの映画は自分を含め3名。というのか、スタッフ以外でのを見かけたのは、2名だけだった。映画は20分弱の真面目なもの。仏教芸術における運慶の位置づけ(おとぎ話っぽいのからリアルキャラに)、目の玉がぎょろっとしてるのは「玉眼」と呼ばれるテクニックで、水晶をはめ込んでるとか、仏像を作る際にまず荒く掘って、一度真っ二つにして云々(よく分からなかった)、まあ運慶知識が増えたことは確かだ。
 そして2Fへ降りて、パネル展示。映画でもやっていた仏像のレントゲン撮影とか、手の構えとか、よく分からなかった。2Fは談話室なのか喫茶店風の作り。

 全体として、受付も丁寧で施設も超綺麗。いかにも企業としてやってる感じである。また、真如苑色を全く消している。真如苑関連のパンフ・紹介etcが一切置いてなかったし、書籍グッズの販売もなし。こういう美術館に来る人だから、当然に真如苑のこともついでに知りたいと思う人もいるだろう(自分も資料収集するつもりだった)が、気配すらないどころか、地下一階「友心院」入り口には机を置いてガードマンが入場チェック。本当に「これが真言密教か」と思ってしまった。
 そういえば、真如苑開祖伊藤真乗さんが全く登場しないだけではなく、空海さん(弘法大師)も全くいなかった気がする。やっぱりミュージアムの推しは14億円大日如来なのだろうか。
 良く分からないけれど、私には仏像を愛でる感覚を持ってないことだけは良く分かった。伊代ちゃんならば分かるのだろうか。
 ではまた。
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