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「平成」の次は「昭和」

 最初の方、将棋を知らない人は全く面白くありません。

菅井七段、異例の反則負け 駒を飛び越え角動かす 将棋/朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASLBL7D7PLBLPTFC01Z.html

菅井七段、異例の反則負け 駒を飛び越え角動かす
 これ、おそらく角取りに対して▲6八角を読んでいて、△7八飛成でも△6七歩成でも▲4六角で銀に当たると考え、その2手を省略していきなり▲4六角と飛び出したんでしょう。昔、木村義徳九段が角の利き筋を間違えて反則負けしたときも、利き筋を間違えたのではなく、相手が受けても馬を一個動かして次に突入する手を読んでいて、その相手が受けた場合の手を指したそうである。
 まあ、そういうのでなければ、角の目の前にある「と金」をワープしないよね。



 それにしても、将棋の人気も根強いというのか死太いというのか。将棋マガジンが将棋ジャーナルが消え、ついに近代将棋が消え週刊将棋が消え、残る将棋世界もかつては二千数百はあった懸賞への応募は今や数百通、1ページを超えた免状授与者は二~三行。コンピュータソフトに名人がズタズタ。なのに将棋ネタには確実な「食いつき」がある。
 オウム真理教も同じである。事件から23年以上たち、主要殺人事件に関与した幹部は全員死刑になり、今やリン酸カルシウムになってしまった。なのに夕には白骨となりぬる身を、相変わらず23年前の紅顔だった時代の動画やイラストが毎日のようにTwitterのタイムラインに流れてくる。
 そして「江川紹子と愉快な仲間たち」は「オウム真理教は終わらない」「風化が心配だ」「今の若者は騙されやすい」と相も変わらず主張する。そして飽きもせずに、警察が悪い、マスコミが悪い、死刑制度について考えよう… カルト宗教どころか、宗教そのものが世界的に退潮傾向なのに。
 まあ、オウム真理教も将棋も自分がさんざん凝った事があるので、自分は彼ら彼女らを批判する資格などないのだけれど、この周辺の人達は、平成の向こうに未来を見いだせないのだろうか。ひょっとしたら、AIの進化で人類が労働の苦悩から開放されるかもしれないのに。



 ジュリーこと沢田研二がステージをキャンセルしたのが大騒ぎになっている。しかし、ジュリーがコンサートやって、数千人が見に来ることがそもそも驚きである。劣化して「カーネルサンダース」と揶揄された沢田研二の姿は、平成ウルトラマンにゲスト出演する白髪のハヤタ隊員以上にかつての面影を失っている。
 まあ、見に行く人はほぼ全員かつてのファンだろうが、この人達は平成を終わらせたくないどころか、次の元号を昭和にしたいのかもしれない。
canek1.jpg そういえば、プロレスの世界で、30年ぶりに藤波辰爾がエル・カネックと戦ったという(藤波辰爾30年ぶりカネックと対戦「鳥肌が立った」)。どっちもマトモに動けるとは思えず、ドラゴンロケットなんてできない気がするのだが、おじいちゃん同士のこの試合を見に行く人は、どんな人達なんだろうか。
 聞くところによると、プロレス業界でで久しぶりに「オールスター戦」を開催するという。しかし、参加者が全員スターだからオールスターなのだ。今のプロレスラーで、プロレスを見ない人でも名前を知ってるような「スター」なんて一人もおるまい。



 一時期、「平成の次は安倍」というギャグが流行った。しかし、昭和・平成とくぐり抜けた自民党・公明党はポスト平成も相変わらず健在だろう。一方、「昭和枯れすすき」の日本共産党だって未だに議席を持っているのだ。そして野党の多くは「さくらと一郎」と一緒に、ポスト平成どころか昭和40年代の失われた栄光にうっとりとし、国会前で騒いで「何千人来た」「何万人来た」と新聞と一緒に大喜び。 ゲバ棒がプラカードに変わっただけである。
 政治を変えようの声は相変わらず姦しい。しかし、多くの野党の視線は平成の向こうではなく、昭和のモノクロ写真のアルバムに向いている気がする。

 ではまた。
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コメント
9988:Re: タイトルなし by sinzinrui on 2018/10/23 at 20:21:46

ロンとヤス様

> 『駒を飛び越え角動かす』は二歩なみに
> すごいのでしょうか?

今回の件は、二歩レベルではないです。
眼の前に壁があるのに、真っすぐ歩いて頭を壁にぶつけたレベルです。

9986: by ロンとヤス on 2018/10/21 at 18:59:20

わんばんこ!

最近、将棋に興味を持ちました。

当方のようなにわかファンでも、
『ニフティー伝説』をよく耳にします。

『駒を飛び越え角動かす』は二歩なみに
すごいのでしょうか?

でも、菅井七段、いいっすね!

欅坂46のキャプテンと同じ苗字。

9982:Re: 政界再編30年と老舗3党 by sinzinrui on 2018/10/21 at 08:08:02

みれい様
自民・公明・共産。
絶対に投票したくない政党のアンケートとると、必ず1位が共産党、次が自民党か公明党になります。

ところが、この3党が平成を終えても生き残ってる。

この3つの共通点は、地方議会でもちゃんと手を抜かないでやってるとこ、組織が
しっかりしてること、日常活動を怠らないこと。

「憎まれっ子世にはばかる」ってわけでもないでしょう。
今、次期の市議会議員選挙に向けて、共産党が二世議員の宣伝に、毎日事前運動してます。
ええ、本当にいろいろなところで見かけます。
参院選に向けて、佐々木さやかのポスターも目立ちます。

まあ、選挙違反って言われればそうなんですけど、例えば立民党のポスター、市議会議員
以外に見かけません。

9981:政界再編30年と老舗3党 by みれい on 2018/10/20 at 09:07:47 (コメント編集)

沢田研二さん。
私は山尾さんと同期なので、世代じゃありませんが…
子供の頃、テレビで活躍していたのは憶えてます。
現在は、横浜郊外に住んでいるようですね。

9000人の約束なのに7000人しか集まらなかった。
だから、ドタキャンして帰っちゃう。
「老人のワガママ」にしか見えませんが…
本人が出てきて謝罪したので、コメンテーターは同情的。

この方、ライブ中に観客に暴言を吐くこともあるそう。
政治的な発言をするので、テレビ局も使いたがらない。
でも、ワイドショーがタダで宣伝してくれたお陰で…
恐らく、代替公演は超満員でしょう。
思わぬ「炎上商法」になっちゃいました。

おっしゃる通り、7000人も集まったのが驚きです。
今年の岡田有希子さんの命日。
現場に、300人もファンが集まったそうです。
皆さん、昔を振り返りたいのかもしれませんね。


平成初期から…
「政界再編」「政権交代」と騒いでいる小沢一郎さんたち。
この30年間、幾つの政党が生まれては消えていったでしょう。
まもなく平成も終わりを迎えますが…
いまだに、旧民主党ファミリーの皆さん。
離合集散、再編ゲームを続けてます。

結局、蓋を開けてみれば…
政権を担い続ける自民党。
キャスティングボートを握る公明党。
野党第一党を振り回す共産党。

昭和から続く、老舗3党が「主役」であることに変わりはない。
小選挙区制を導入して、次から次へと新党が誕生。
再編に次ぐ再編、離合集散の歴史を重ねるも…
旧民進党は、四分五裂で主導権争い。
相も変わらず「再結集を!」なんて、寝ぼけたことを言ってます。

一方、日本維新の会は「橋下ロス」で低迷。
みんなの党は、泥沼の内紛の末に空中分解。
日本のこころ(旧たちあがれ)も、あっけなく消滅。
鳴り物入りで登場した希望の党も、数ヵ月で沈没。
立憲民主党の「社会党化」も止まりません。
まさに、昭和に逆戻り。

一体、平成の30年間は何だったのでしょう?
結局、思い描いた二大政党制は実現できませんでした。
まともな政権担当能力がある野党第一党は誕生せず…
むしろ、消えると思われた公明党や共産党の存在感が増した。
公明党の連立政権参画、共産党を含む野党共闘。
小選挙区制は、思わぬ方向へと進みました。

ポスト平成の野党は、カリスマの橋下さん頼り?
しかし、彼は癖のある人物。
野党をまとめる力量があるとは思えません。
仮にまとまったとしても、一過性のブームで終わるでしょう。
相変わらず、野党の右往左往は続きそうです。

小選挙区制導入、政治改革、政界再編。
その先に残ったのは…

保守の自民党。
中道の公明党。
革新の共産党。
「立憲民主党」と名前を変えた社会党。

結局は、この4党じゃないですか。
やっぱり「昭和」へ逆戻りでした。
「逆戻り」というか、「昭和」が続いてるのかも。

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