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平成とともに消え行くもの、何故か残ったもの

 土曜日、用があって新宿に行ったら、西口駅前で自由党がビデオを流していた。
 おそらく最近のものだろう。小沢一郎が日本新党(細川護煕)時代(with新生党・新党さきがけ)から、さきがけが離脱したり新進党が出来たり、そして自社さ連立政権やら、何か昔話をしていて、何人かの人が動画を見ていた。
 そして向かって右に行くと、脱原発を主張する老人集団が何やら配布していたが、その薄気味悪いパワーに街ゆく人は露骨に避けていた。

 そういえば、オウム真理教は細川ブームの頃、日本を小沢一郎と池田大作が支配しようとしていると主張していたのではなかったか。時はバブル崩壊期。
 当時自分は何をやっていたのか。どうやら自分は将棋に才能がないと悟り、毎日曜日になると、何故かプロレス会場に足を運んでいた気がする。当時は大仁田厚が電流爆破デスマッチで成功し、その成功に影響を受け多くの「インディー」と呼ばれるプロレス団体が結成され、そこそこに成功していた時代だった。

tazangotoh.jpg そしてし大仁田厚が引退(ただし既に2度目)を1995年5月5日に川崎球場で行った一ヶ月半前、オウム真理教が地下鉄にサリンをばら撒き、大量虐殺を行った。今思うと、警備が心配だろうに、よくも普通に興業したものである。
 ちなみに、本来ならば大仁田厚の後継者だった筈のターザン後藤選手がFMWを離脱した理由は、自分がエースに指名されなかったどころか、大仁田は引退試合の時に、後藤に「麻原彰晃の格好でリングに上がれ」と命令されたのが納得できなかったからとか。
 何せプロレスの世界、真偽不明であるが、実際にターザン後藤は本当に麻原彰晃と間違えられて警察沙汰になったことがある。本当にそっくりだもん。

 所詮「世紀の変わり目」も「改元」も、昨日の次に今日がやってくるだけのことに過ぎない。しかし、こうやって何か一括りの単位を作っておくと、過去を振り返ったり未来を展望するのに何かと便利である。
 平成になって、随分といろいろなものが役割を終えて消えていった。オウム真理教も消えた。おそらく、社民党も消えるだろう。バブル宗教と老人政党、対象的な存在であるが、今や「存在しているだけ」。プロレスも消えた。八百長だから仕方がない。UWFが誕生した時点で、こうなる運命だったのだ。
 そう思うと、政党も随分と作られては消えた。前述の新生党、新進党、新党さきがけ、日本新党、社会党、社民連…何か一つ二つ書き落としたかもしれないが、全部消えた。そう思うと、平成最大の「消えた政党」は民主党だろう。二大政党制の掛け声の元、一度は政権を奪取しながら、見事に崩壊した。

 そして平成が終わろうとした今、自民党と公明党だけが生きている。そして不思議な話だが、共産党も多くの老人に支えられて生き残っている。欧米では説明不要の極右・レイシストブームでヘイトスピーチ大流行なのに、日本では未だに日本共産党の影響力がある。
 移民受け入れによる治安悪化と文明破壊。そもそも、それが必要になった遠因の少子高齢化やグローバル経済。欧州先進国家の社会的弱者にとって、ダイバーシティやグローバルこそが難き敵である。進歩的で社会的弱者の味方であるリベラルな文化人様の言う通り、女性を社会進出させて、移民難民を受け入れて、イスラム教やホモ・レズの結婚を認める多様性の結果、庶民の暮らしはメチャクチャになった。結婚できない、してもすぐに別れる、子供がマトモに育たない。女性は街を歩けない、クリスマスツリーが飾れない、移民に職を奪われる…
 庶民のささやかな夢を粉々に壊しただけのリベラル・グローバル・ダイバーシティ。一方、富裕層には何も影響ないどころか、社長さんは安い労働力で大儲け。
 街にヘイトデモが溢れ、レイシスト政党が政権奪取するのも当たり前すぎる当然の話である。

 そんな中、自公両党は入国管理法を改正し、さまざまなハードルを課し、抑制的に外国人労働者を受け入れようとしている。
 一方、あれほど執拗に「ヘイトスピーチ反対」「差別反対」と叫んでいた共産党は、「これは完全に移民政策だ!」と自民党を批判し、立民党と手を組み、廃案に追い込むつもりらしい。
 この結末がどうなるのか、自分にはわからない。
 ただ、何せ欧米の失敗をまざまざと見せつけられているのだ。日本も近いうちに「極右」「反グローバル」が注目を浴びるだろう。案外と、日本の極右のバカっぷりが、日本のグローバル化を下支えしているのかもしれない。リベラルは桜井誠に感謝すべきである(嘘)。
 それでも、名もない庶民にとって、希望は「右」「愛国」「自国第一主義」しか見えてこないことは動かしがたい事実。せめて「今のまま」「ささやかな暮らし」を守りたい。リベラルやグローバルやダイバーシティが進んでは、それすら叶わない。

 しかし、新宿西口で幽霊のように反原発を叫ぶあの左翼だけは、何故か生き残った。おそらく、ポスト平成になっても、日本共産党は、プロレス団体やオウム真理教や社民党よりは、持ちこたえるだろう。
 案外と、何でも反対するところが、あの党の魅力なのかもしれない。とにかく「今のまま」でいられる。老人にとって、変化は脅威である。
 そういえば、昭和の時代、京都府は共産党王国だった。あそこはお寺さんが多く、おかしな「開発」をして欲しくない。そんな僧侶の保守反動的思想が、共産党の「資本主義反対」とマッチしたのが理由らしい。

 ではまた。
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 西村雅史。元オウマー。大昔「オウム真理教大辞典」を共著で出して「これで幸せになる」と思ったらかえって不幸続き。糖尿病も悪化し、眼底出血で失明に怯えてます。

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