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有権者がはっきり「ノー」を突きつけたのは、議席倍増の立憲民主党 ー 2019参議院選挙を振り返って

 N国とれ新ばかりが話題になった参院選。
 ここで、「一般政党」にも目を向けてみたい。
 
 普通に考えれば、自民党が9議席失ったのだから、野党は万歳して良いはずだ。
 実際に、自民党は参院選で単独過半数から転げ落ちた。改憲勢力と言ったって、与党公明党のほうが、野党の維新や民民よりも左。公明党は護憲勢力みたいなものである。
 日本はグーンと赤く染まった。しかし、野党にも勝った感がない。
 
 元日本共産党の古是三春氏が「勝者なき選挙」と語っていたが、それに尽きると思う。



 まず自民党。
 正直、負けると思っていた。
 何というのか、党首討論会を聞いていて、「攻め」がないのだ。前回の衆院選で言えば「少子高齢化」「北朝鮮の脅威」みたいなテーマがなく、アベノミクスの成果を訴えることに終始していた。
 更に、看板になる候補もなく、「信頼と実績」だけで戦っていた。

 しばしば、「野党は何でも反対するだけなので保守、自民党こそが次々と新しいことを取り入れる革新」と揶揄される。実際に若い世代ほど、進歩的で革新政党の自民党や日本維新の会に投票し、年金貰ってるジジババが立憲民主党や日本共産党に投票する傾向がある。
 しかし、今回の自民党は、まるで共産党みたい保守だった。「攻め」がなく「話題」も「笑い」もない。

 今回の投票率は48・8%、24年ぶりに50%を割り込む快挙を成し遂げた。
 年代別の棄権率が分からないが、仮に若い世代が棄権したとすれば、当然そうなってしまう。共産党・立憲民主党は論外としても、自民党だって老人や既得権益を守るだけの保守じゃないか。左翼政党と同じではないか。

 しかもまずいのが、惨敗だったのに、「安定した政治基盤の下、やるべきことを進めていく」と言っている。単独過半数すらなくて、どこが安定してるのだろうか。



nobori.jpg 公明党は「危ない」「勢いがない」、一つくらいは落とすだろうと囁かれたが、終わってみれば全勝で議席増、大勝利だった。
 しかし比例区で6,536,336票しか獲得できず、前回の757万票から100万票以上減らしている。2017年の衆議院比例区では6,977,712票であり、着実に減っている。今回の「大勝利」、低得票率という追い風に救われただけの話である。

 一部「ウオッチャー」が指摘する通り、創価学会の求心力が薄まり、二世三世中心の「伝統仏教に毛が生えた」集団になってしまったことをここでも証明している。



edanon_desu.jpg ある意味、最大の敗北者は、改選議席を倍増させた立憲民主党である。
 比例区7,917,719票。ゼロ7つに行かなかった。要するに、国民は立憲民主党に野党第一党を託さなかった。国民は立憲民主党に厳しいお灸をすえた。そういうことだ。

 日本の野党第一党は、比例で1千万票を超える義務がある。しかし、実際に獲得したのは公明党に毛が生えた程度。国民が枝野幸男を野党第一党のリーダーにするのをお断りしたと考えざるをえない。

 「アーチャリー音喜多」「マック音喜多」と小馬鹿にされ、大橋昌信でも楽に勝てると予想された音喜多駿に、立憲民主党の山岸一生が競り敗けた東京選挙区など、まさに今回の「敗北」を表現している。



 日本最大かつ最古の破壊的カルト、おっとっとおもしろ政党の日本共産党は、順調に1議席を減らした。しかし、こちらも「病状」は深刻である。
 埼玉で一つ取ったが、これは一票の格差問題で議席増によるいわば「自民党からのプレゼント」。

 激戦区と話題になった大阪・神奈川も、終わってみれば無残な惨敗。
松沢成文 神奈川大決戦、正直自分は危ないと思っていたが、松沢成文575,884票セシル422,603票、ぶっちぎりで飛ばされている。
 あ、左の写真は、もちろんセシルを圧倒した松沢成文全神奈川知事。前知事まで勤めた男が、川崎東口前で必死にうちわを配ってました。
 一方、共産党陣営はオウム真理教以來の快挙「セシル大増殖」を何で連発しなかったんだろう。あれ、何回もやれば、絶対にウケたのに。

 ってのか、日本共産党の運動員って「セシル」の意味が分かるのだろうか。少なくとも立憲民主党はプッチモニやモーニング娘。までは知っている…かどうか十分怪しいことが立証されたわけだが。

 でも、街を歩いててそう思うもん。共産党の運動員、全員が後期高齢者。年金世代は立憲民主党、後期高齢者は日本共産党。マジでそうなんだよ。

 大阪ではたつみコータローが自民党の太田房江に約17万の大差で完敗。立憲民主党もだいたい同数の得票数で沈められ、市民と野党の共闘の確かさを見事に実感しました。
 むしろこっちの方が、セシルよりも痛かったでしょう。何せたつみコータローは将来の共産党委員長の噂も高い幹部候補生。黒歴史を作っちゃいました。
 


 そもそも、今回1人区全てで野党統一候補が出せたとは言え、それは日本共産党が提唱する「市民と野党の共闘」とは全く別物。はっきり言えば、日本共産党の「野党共闘」は単なる片思い。
 共産党が一人で「野党共闘」と勝手に言ってるだけ。「自分はAKB48岩田華怜の恋人」と妄想の世界に没入して逮捕された某氏と何ら変わりがない。

 ではまた。
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 西村雅史。元オウマー。大昔「オウム真理教大辞典」を共著で出して「これで幸せになる」と思ったらかえって不幸続き。糖尿病も悪化し、眼底出血で失明に怯えてます。

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