FC2ブログ
トップページ | 全エントリー一覧 | RSS購読

何故日本第一党は失敗し、NHKから国民を守る党は成功したのか

 今日は病院に行きます。
 台風、うざ。

 青葉真司さんネタ、選挙とぶつかって、このブログであんまり語ることがなかった。
京アニ放火容疑者、金と女にだらしないハンサム父親の素行/ポスセブ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190725-00000014-pseven-soci
 こういうのを読んでしまうと、やっぱり「人生で成功するか否かは、努力量や人間性と何ら関連性がない」と思ってしまう。そりゃー貧乏人からのし上がった人もいれば、金持ち家庭に生まれて転落する人もいる。しかし、それだって何だかの「外的要因」で決まったとしか思えない。

 高橋みなみさんは。それでも「努力は必ず報われる」と言うのだろうか。
 そう思えば、複雑そうな家庭に生まれ育った彼女は、まさに「貧乏人からのし上がった」組。案外、彼女の発言は「マネージャーのアイディア」ではなく、「彼女の信念」そのものだったのか。



 何故、NHKから国民を守る党は議席獲得に成功したのか。
 どうしても立花氏よりも先行し、かつ知名度もありながら失敗した桜井誠氏の日本第一党と比較してしまう。
 結構、話題になってた個人ブログより。
新生政党を躍進させる方法 ~NHKから国民を守る党が躍進し、何故日本第一党が伸びなかったのか~
http://jccibookeeping2k.blog.shinobi.jp/column/column1

marimotakashi.jpg 経営学の「マーケット・イン」「プロダクト・アウト」を使用して説明しているが、どこか説得力がないように感じた。
 もっとも、こういうネタはどうしても「後講釈」になりがちである。結論を知ってて理屈を展開するのだから、「何とでも言える」世界である。
 何しろ、これを書いている自分も「NHKから国民を守る党」は落選、借金はどうなるんだろうと思っていたのだから。
 以下、私なりに考えてみた。



 考えてみれば、芸能人でも既成政党離党者でもない「全くの素人」が立ち上げたミニ政党が、衆参で議席を獲得した例をあまり知らない。ひねて考えれば、どんな政党だって最初は素人の寄せ集めだったのかもしれない。しかし、ここは55年体制成立後のミニ政党を対象にする。
 それでも、公明党は案外と「素人の寄せ集めが政治家になった」ケースで、案外とN国に近かったかもしれない。ただ、既に巨大宗教になった創価学会の計画的で緻密な戦略に基づく立候補とも言える。もっとも、参考にはなると思うけれど。

 立花孝志の当選は、まさに戦後政治の例外中の例外だったのだ。
 実は、素人が作った純粋「ミニ政党」が国政で当選したケースは、現行憲法下で、今回が初めてだったのではないか。

 スポーツ平和党だって党首がプロレスラーとして有名だし、サラリーマン新党もマスコミや文化人のお墨付きがあった。二院クラブも税金党も、高名な芸能人・文化人が知名度を利用して成功しただけ。れいわも同じ(しかも前職)。むしろ、山本太郎初当選の時のほうが「N国」に近いだろう。

furinrozyo.jpg 高卒のNHK職員(事実上のクビ)、Youtuber上がりのパチプロ立花孝志が参院選に登場するのは、戦後の憲政政治で相当な異例である。
 私が新党「猫ってかわいいね」を立ち上げて、政見放送で「日本共産党をぶっポアす」「共産党幹部がウグイス嬢不倫病院ベッドカーセックス」と政見放送で喋って参院選に立候補したら、何故か当選しちゃったに近い。

 ワン・イッシューなんて単語で簡単に片付けられるのだろうか。



 桜井誠氏だってワン・イッシューもいいところである。
 日本人の大半が、桜井誠氏の「政治スローガン」「名セリフ」を知っている。

 「ゴキブリ蛆虫、(自主規制)たーたき出せー」
 「ゴミはゴミ箱に、(自主規制)
 「良い朝鮮人も悪い朝鮮人もない。(自主規制)
 「世界人類の敵(自主規制)、大人から子供まで(自主規制)
 「(自主規制)」「(自主規制)」「(自主規制)」…

 日本第一党も日本から在日朝鮮人を(自主規制)目的としたワン・イッシュー政党である。
 しかし実際の日本第一党は「憲法改正・国防強化」「パチンコ規制」「原発賛成」等、様々な政策を掲げている。それで桜井氏のワンイッシュー性が薄らいだとも考えられる。
 しかし、嫌韓あっての桜井誠。桜井誠の名前を聞けば、誰もが「ゴキブリ蛆虫」「ゴミはゴミ箱に」「(自主規制)」「(自主規制)」を思い出す。「政策を広げすぎた」ことが原因とは思えない。



 桜井誠氏と立花孝志氏、性格もどこか似ている。
 特に悪いところ…政敵を潰さないと気がすまないところ、素人丸見えの怪しい法律議論を振りかざし、裁判に持ち込んで負けるところ、独裁傾向が顕著なところはそっくりである。
 また、インターネット特に動画サイトを駆使して、マスコミ完全無視の中知名度を獲得したところもそっくりである。

sakuraimakotoseiken.jpg そのせいか、立花孝志氏と桜井誠氏は同じような政略で国政参加を狙った。
 地方議会で議員を集め、中央に進出する。

 しかし、桜井誠氏は人集めで苦労して、当初予定の100名以上の立候補者の1/10しか集められなかった。
 否、実は立花氏もここで苦戦しているのだ。しかし立花氏はそこを奇策で突破した。
 さよう、ポンコツ右翼、それも前科があるような人間、若い人にそこそこ人気があるYoutuber、売れない地下アイドル。狙ったように「ゲテモノ」「クズ」だけど、何かキラリと光る人間をスカウトして、市議会議員にならないかと声をかける。
 桜井誠氏が作った在特会からも参加している。
 これを繰り返すうちに「ちゃんとした」議員が沢山立候補するようになった。



 参院選出馬。
 桜井誠動画の愛聴者ならば覚えていよう。彼も参院選出馬を考えていた。
 しかし、バカ高い供託金がネックで出馬したくてもできなかった。しばしば「きまぐれオレンジラジオ」で、「出てほしいのならば、金を出してください」とヤケッパチみたいに開き直っていたのをご記憶の方も多いだろう。
 しかし、立花孝志はそこも見事に奇策を編み出してくぐり抜けた。
 「自分の手下の市議会議員から100万円ずつ借金をすればいい。当選したら返す。2%取れれば政党助成金が入ってくる」。思いつきみたいな話だが、実際にそれをやってのける。脱党問題も何となく誤魔化し、供託金問題を見事にクリアした。

 それどころか、思いついたように「選挙区なら簡単に2%獲得可能」と言い出し、選挙直前に選挙区の供託金どころか立候補者まで急ごしらえし1億円集めてしまった。



 日本第一党を作ってからの桜井氏は動かない。勝負に出ない。
 一方、立花孝志氏は恐ろしい勝負手を平気で放ち、「俺も失敗したらヤバイけど、みんな協力してくれよ」と頼み込む。だからみんな立花氏のために動いてくれる。

 二人を分け隔てたのは、「実行力」なのだ。

 しかしである。在特会が急成長する際の桜井誠氏は、果たして今の桜井誠氏だったのだろうか。

6773.jpg 都知事選の時の桜井氏を思い出してみよう。
 まさに日本第一党のイメージソング「向かい風に抗いながら歩いていく」である。

 最初、桜井氏は自分の仲間を出馬させるつもりだった。しかしそれが見つからない。思い切って、自らが出馬した。
 おそらく、彼にとって一世一代の大博打だっただろう。京都朝鮮学校で敗訴し巨額の借金を背負い、川崎武蔵小杉デモを宿敵有田芳生にはじめて粉砕され、桜井誠は終わったと思われた時だった。
 そんな中、勇気を持って出馬したがゆえに、1000万のカンパを集め、全ての掲示板に「桜井誠」のポスターをボランティアが貼り、マスコミ総スカンの中、秋葉原での伝説の演説は、動員数で安倍総理を超えたとも言われた。そして、百田尚樹や千葉麗子のような有名人も、あの頃の彼を評価してくれた。



 民衆は常に強いリーダーを求めている。
 そのリーダーは、必ず危険を顧みず自ら勇気ある行動を行い、「みんなはできる範囲で良いんだ。私を支援してくれ」と訴える。

 左翼の大学教授や新聞記者が、保守のみならず左翼からも毛嫌いされるのは、自分は金持ちで安全圏でブルジョワ生活を送りながら、一般市民を煽るからである。
 一方、自ら危険を顧みず行動を起こした人間には、彼の主張に同意する一般人がどんどん支援をしてくれる。
 あのレイプ山本太郎だって、小沢一郎にヘコヘコしないで、れいわ新撰を立ち上げたからみんなついてきたのだ。

 何故日本第一党は失敗し、N国党は成功したのか。一つは「実行力」である。
 まだ他にもあると思うが、またそれは別の機会に。
 ではまた。
関連記事
スポンサーサイト



トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
10319:Re: 意外性、話題性 by sinzinrui on 2019/07/28 at 20:30:25

> 藁しべ長者、RPGなどに例えられていました、

それ、凄いわかります。

自分はプロレスのFMWの初期を思い出しましたが、支持者には、悪口言われながらも大きくなったAKB
の初期みたいに見えるのかもしれません、

10314:意外性、話題性 by 永田町の雀 on 2019/07/28 at 07:05:45

意外性や話題性に、ネットで申し訳ありませんが、藁しべ長者、RPGなどに例えられていました、ストーリーテラーとしての、才能を感じます

最新コメント(ご返事ができないことがございます。お許しを。)

プロフィール

sinzinrui

Author:sinzinrui
 西村雅史。元オウマー。大昔「オウム真理教大辞典」を共著で出して「これで幸せになる」と思ったらかえって不幸続き。糖尿病も悪化し、眼底出血で失明に怯えてます。

人気記事(2020.8.7~の集計)

最新記事

株価・為替

Twitter

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク1

リンク2

 ▲オウム真理教
●板
栗板
●BLOG
岩本太郎ブログ(お前はただの馬鹿にすぎない)/メディアの夢の島
●その他おすすめ
 ▲オウム以外の破壊的カルト
(日本共産党・左翼)
しんぶん赤旗
「日本共産党・民青同盟悪魔の辞典+ キンピー問題笑える査問録音公開中」
小坪しんや
TAMO2ちんの日常
前進社(中核派)
(幸福の科学)
Liberty WEB
(その他)
 ▲法曹
弁護士自治を考える会

カレンダー

07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

アクセスランキング(2020.3.8~)

[ジャンルランキング]
政治・経済
33位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
政治活動
13位
アクセスランキングを見る>>

検索フォーム

QRコード

QR