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どうして桜井誠は立花孝志になれなかったのか。

 昨日、病院行ったらHbA1c6.7。これでも異常値だけど、6台に戻したのでとりあえず満足。
 最近は眼底出血もないし、ダイエット支援ソフト「あすけん」に感謝です。

 さて、今日は昨日の続きを。
 「何故日本第一党は失敗し、NHKから国民を守る党は成功したのか」Part2。
 また、だらだらと「後講釈」を続けたい。

 そういえば桜井さん、100円の有料ブログを開始したんですってね。最近ネットラジオ聞いてないけど、きっとしつこく宣伝してるんでしょうね。

 それと笑っちゃったのが「飛鳥の里バスツアー」。「嫌韓のカリスマ・桜井誠さんと飛鳥の里をバスツアー」って、それじゃ「落ち目のアイドル」だよ。
 普通、政治家のバスツアーってのは、料金以上の料理が出てくるんだけど、桜井バスツアーはおそらく「飯田圭織の伝説のバスツアー」を超えるんじゃないかと。

 支持者はね、バスの中で桜井誠がここぞとばかり放送禁止用語を駆使して、嫌韓ヘイトスピーチを炸裂させるのかと期待するわけですよ。しかし、彼はマイクを離さないで歌い続ける。「みちのく~一人旅~」「千年の古都~」…
 料理も缶ビールにコンビニで買ったポテトチップ等の乾き物一式。みんな「やっぱり自民党や維新の方が良いや」って帰っちゃう。
 


park01.jpg 桜井誠という人に興味を持った際に、一番興味があったのは「何故彼は韓国人をそこまで執念深く罵り続けるのか」である。
 彼の嫌韓は明らかに常軌を脱しており、それゆえに彼は「マイナスの時代の寵児」たりえた。

 日本共産党を執拗に攻撃する人の多くは元共産党である。一方、アンチ巨人こそ真の巨人ファンとも言う。
 「皆○し」の思想は概して、1つは何だかの理由で社会に対して強烈な恨みを持っているか、もう一つは「人生を台無しにされた」等、攻撃対象に強烈な屈辱を味わったかのどちらかである。
 桜井氏も「何か」があったはずなのだ。

 しばらく彼の動画を見続けるうちに、「在特会は左翼団体」「桜井誠は左翼」と感じた。
 もっとも、彼に言わせれば、アベンジャーもパヨク、維新の会もパヨク、杉田水脈もパヨク、立花孝志もパヨク、日本第一党だけが真正保守だということになる。
 しかし自分から見ると、桜井誠氏がもっと左翼的なのだ。
 「アメリカは日本から、出ていけー」「在日朝鮮人を、○○○○○ー」のリズムで「シュプレヒコール」する古典的な60年70年代デモのノリといい、批判相手を「殲滅せよ」ならぬ「皆○しにしろ」他人を攻撃する手法といい。

sakuraipark.jpg まさに70年全共闘・珍棒団大学生デモである。やたら攻撃的だが、何か切実で深刻な被害があるわけでもない。ヘルメット被って反権力がカッコいいからやってみよう。嫌韓が流行ってるから在特会のデモに行ってみよう。
 参加する側の無責任さも、そっくりではないのか。
 全共闘・新左翼系で言えば、70年安保・全共闘珍棒団が生まれたのは、60年安保闘争の欺瞞性にあった。反体制と言っておきながら、煽ってる連中はエリートなんだし、一方俺たちは「高卒の代打」に過ぎないんだ…うまく表現できないけど、そんな感覚だ。

 在特会のデモは、「良い朝鮮人も悪い朝鮮人も(自主規制)」「大人から子供まで(自主規制)」「ゴミはゴミ箱へ(自主規制)」等、二本足歩行禁止まで飛び出す過激な表現なしでは、あのデモは成立しなかっただろう。

 しかし、在特会の参加者は誰一人とて、韓国人に対して許しがたい卑しめを受け、湧き上がるような悪を感じていたわけではない。珍棒団で民青をぶっ叩くのと同じく、朝鮮人を○○ーって叫んで憂さ晴らししただけの話だ。

 そして幹部はどうなのか。何しろ、私と同姓の前科自慢は朝鮮学校出というのだから、相当に怪しい。
 唯一違うのは、桜井誠だろう。



 これは日本第一党のみならず、在特会そもものの問題だ。
 あの運動に「被害者」「当事者」が存在しないのだ。

otonakara.jpg 思えば、在特会が朝鮮進駐軍の被害者・犠牲者の講演会を開催したという記憶がない。
 もっとも、朝鮮進駐軍なるものが存在しないので呼びようがない。しかし、李承晩ライン問題(これは実在する)で殺されたり瀕死の漁民の遺族とか関係者とか、戦後在日朝鮮人の暴動が数々あったのは事実なんだから(阪神教育事件)、こういう韓国人・朝鮮人の印象を悪化させる史実の「オーラルヒストリー」掘り起こしを行った形跡がないのだ(あったらごめんなさい)。

 左翼運動は、誰が「最強の被害者」を確保するかで勝敗が決定する要素が強い。
 口悪く言えば、在日朝鮮人を(自主規制)ことにより、日本人がっどれだけメリットがあるのかを訴えれば、もっと運動は盛り上がったと思う。左翼政党日本第一党は、左翼として考えれば「やり方が下手くそ」で、まさに嫌韓珍棒団であり、言葉だけが過激なニセ「右翼」トロツキストである。
 


 あれもパヨクこれもパヨクと、我こそが真の保守だと言いすぎるのも支持者を格段と減らしている。

 だいたい、桜井誠のコンテンツを聞いている人、否「聞いていた人」は、杉田水脈やKAZUYAや虎ノ門ユースやチャンネル桜やボウズP…も同時に聞いている。
 そして、この中の多く、桜井氏よりも社会的権威を得ている人だって、時には桜井さんを応援し、都知事選の時にどれだけ助けてもらったか。無論、こういう保守論客が増えたことそのものが、桜井氏にとって「好条件」である。あの百田尚樹だって好意的に紹介してくれたのだ。

 しかし桜井氏は、あれもパヨクこれもパヨクみんなパヨクと切り捨ててしまった。
 変な話だが、桜井氏は「仲間の成功を喜べない」タイプではないのか。

buhitookamura.jpg 杉田水脈当選だって、桜井誠氏にとっては好都合な「事件」である。
 そう思えば鈴木信行当選の時だって、あの時のGood Morning JAPANでみんな喜んでるのに「これからなんだ」と少し突き放していた。みんな、日本第一党推薦の議員第一号を喜んでいたのだから、あの時くらい「やりました! これからどんどん行きます」くらい言えばいいのにと思った。

 立花孝志の「NHKをぶっ壊す!」。反NHKはもともと本多勝一が代名詞で、むしろ左翼に支払い拒否者が多かった。
 しかし右派はたいていマスコミ大嫌い。いや、ネットワーカーにはマスコミ大嫌い・面白いアングラネット大好きタイプが多い。
 立花氏はその「ネット市民」の取り込みに成功している。また、若手Youtuberに声をかけ、「窓口」を広めにいったのだ。

 「NHK解体」と「嫌韓」では、明らかに嫌韓の方が人間を動員できる。
 しかし桜井氏は「俺だけが正しい」と言い張り、どんどん孤立していった。一方立花氏も何かと内紛が多いが、批判者を千葉県から立候補させる等、全くの異文化から積極的に人材を発掘し、間口を広げる努力をしていた。



 更に言えば「運」もあったと思う。
 「勝負所で勝負する」というのか、「ここだけは負けちゃいけない」ときがある。仮にそこで負けても、少なくとも後に繋げなければいけない。

 どうしても印象に残っているのが、都議会選挙に日本第一党初見参の時。、まさに「勝負所」。絶対に負けられない戦いである。しかし、ここで醜態を晒してしまった。

okamuram.jpg 岡村幹雄氏が、選挙運動途中で声が出なくなってしまったのだ。
 だが、いくら声が出なくたって、舩後靖彦じゃあるまいし、少しは声くらい出せるだろう。そして、それがかえって感動を呼ぶのも選挙というものだ。

 しかし、岡村幹雄氏は選挙後半、何も喋らずニコニコ手をふるだけだった。
 全く声が出ないのならば、マイクを持って必死に声を出すパフォーマンスをするだけでも良い。そしてスケッチブックに「外国人に生活保護は要らない!」と書くとか、そうやって聴衆を感動させる。

 桜井誠は確かに演説がうまい。他人を熱くさせる「何か」を持っている。これだけは立花孝志も全く歯が立たない。否、志位和夫だって桜井誠にかなわない。
 しかし、彼は「見せ方」には無頓着なのか。それとも、自分が目立たなければ気がすまないのか。

 あの選挙、言うまでもなく「絶対に勝たなければならない」選挙だったはずである。否、実際に獲得した票が2千数百票だったとか、そういう問題ではない。
 あの選挙で日本第一党の「水準」が分かってしまったのだ。なーんだ、そんなに気合がはいってないんだ。たとえ落選しても「選挙に負けたが、俺は感動した。今度こそ勝とう」いう印象を支持者に与えることができなかった。

 そりゃそうだ。神奈川新聞の石橋学!
 最後の最後に言うべきことだろうか。

 実は、都議会議員選挙が全てが終わったのかもしれない。
 ではまた。
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コメント
10321:ただ桜井誠氏が地方選挙に出れば by 永田町の雀 on 2019/07/28 at 22:30:46

ただ桜井誠氏が地方選挙に出れば、また再び蘇る可能性は、かなり高いと思います、それが苦戦の末に、勝ち取れば尚更です

10320:Re: 変化のある継続性の有無かも by sinzinrui on 2019/07/28 at 20:34:27

永田町の雀様

確かにそうですよね。
ブレイクしても、その地位を続けるのは難しいです。

桜井さん、都知事選の時は判官贔屓もあった思いますが、その後、見事に期待を裏切ったと思います。

10318:変化のある継続性の有無かも by 永田町の雀 on 2019/07/28 at 10:59:52

継続性ならば、立花孝志も桜井誠も同じでしょう、ただ変化の有無は全く違います、立花孝志は常に新しい話題を提供しましたが、桜井誠は途中で息切れしてしまいました、ネットでは、常に新しい話題がないと、すぐに見捨てられますので、残念ながら桜井誠は賞味期限切れだと思います。

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Author:sinzinrui
 西村雅史。元オウマー。大昔「オウム真理教大辞典」を共著で出して「これで幸せになる」と思ったらかえって不幸続き。糖尿病も悪化し、眼底出血で失明に怯えてます。

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