破壊的カルトとして「NHKから国民を守る党」を考えると。
オウム真理教・カルト宗教 - 2019年10月23日 (水)
えらてんさん「宗教マニアが教える入ってはいけない宗教5選【2019】」を公開した。
アレフ・顕正会・幸福の科学・子宮系スピリチュアル(八木さや)、そしてNHKから国民を守る党。
幸福の科学は、前回「入って大丈夫な宗教」から大躍進。大川宏洋氏の影響が大きいだろう。
13分45秒くらい「新しい宗教は出てこない」という指摘は重要である。
すなわち、インターネット全盛の今、「アホなことやってると、すぐにアホだと言われてしまう」ので、「宗教が宗教という形で出ることはない」。今の宗教は宗教という形を名乗って出てくることはない。八木さやにしてもN国にしても。
確かにそのとおり、実に重要な指摘である。
そもそも、伝統宗教も新宗教も新々宗教の信者激減の一途。
詐欺師の皆様だって、金をだまし取ったりハーレム生活を送るためには、教祖を名乗るのは成功の確率が低い。医学のふりしたり、政治のふりしたりする方が、成功や性交の近道である。
しかし、「NHKから国民を守る党」はカルト宗教なのだろうか。
だとするならば、「信者」…例えば大橋昌信や加陽麻里布や浜田聡や中村典子は、何を夢見て、選挙妨害者にスマホを向けたり、医師をほったらかしで選挙に出馬し続けたり、パチプロ上がりの胡散臭い中年に股を開くのだろうか。
立花孝志が「信者」に提示するロマンはただ一つ。「NHKをぶっ壊す」である。たかだかNHK受信料を払わない運動のために、違法行為に手を染めるだろうか。
「NHK受信料不払い業界」はかつて本多勝一が代名詞だったように、日本共産党支持者に圧倒的多かった。払いたくないのならば、立花孝志みたいな胡散臭いオッサンではなく、新聞記者も弁護士も支援学者もいる左派系に行ったほうが成功率が高いに決まっている。
しかも、本多勝一の不払い運動には、NHKの報道姿勢に対する疑問や、視聴者の声を反映させるシステムに対する疑問等、それなりの「正義」が存在する。NHK受信料不払いの先には、まっ赤っ赤なNHKおっとっとリベラルなNHKという理想がある。
しかし、立花孝志のNHK受信料不払いは、自分がNHK社員時代に煮え湯を飲まされた「恨み」であり、NHKをぶっ壊した後に何かがあるわけでもない。NHKの報道内容に文句があるわけでもなく、汚れ役をやらされてノイローゼになり、文春に告発したら追い出されたという他人と共有しにくい「怨念」がエネルギーになっている。
私は随分と立花孝志のYoutubeを見たが、彼がマスコミの理想を語った記憶がない。
NHKから国民を守る党を知り、横山緑(久保田学)当選以降、快進撃を続けるあたりから、自分はこの団体が、プロレス団体のFMWに見えて仕方がなかった。
怪我でプロレス界を放り出され、風俗業で失敗し満身創痍の中、自分と同じどっかをクビになったポンコツレスラーや他所のオーディションを落っこちた女子プロ予備軍、素人同然の格闘家をかき集め、FMWを結成。
内容も、女子プロレスあり小人プロレスあり異種格闘技あり、パンダ着包みのレスラーがウルトラマンと戦ったりでバラバラ。最後に大仁田厚が豪快に有刺鉄線に飛び込むデスマッチを見せて、徐々に人気を獲得。ついに「有刺鉄線電流爆発マッチ」で馬場・猪木と並ぶメジャー団体にのし上がる。
自分はN国党がオウム真理教に見えない。大橋昌信がターザン後藤に、久保田学がサンボ浅子に、中村典子が里美和に、加陽麻里布が工藤めぐみに見えてしまうのだ。
大仁田厚はある時期から、試合後に叫ぶようになった。
「FMWはファミリーなんじゃい!」
以下はあくまでも推測。
カルト宗教には必ず理念がある。しかしNHKから国民を守る党には、人を犯罪に駆り立てるような理念がない。
しかし何故「理念なき」NHKから国民を守る党は、カルト集団のような行動がとれるのか。
NHKから国民を守る党を「ファミリー」と考えると、カルト宗教並みの犯罪行為をやってのける理由も分かる気がする。
FMWもN国党も、どちらも中はバラバラである。デスマッチにアメリカンスタイルに女子プロレスにサンボにキックに、いや、「信者」に右翼にYoutuberに難病支援に。トラックの運ちゃんに医師にAV男優に司法書士に前科者に自己破産者に。
しかし、彼ら彼女らは全て「はぐれもの」で「メジャーから相手にされない」ところを、大仁田厚ならず立花孝志に拾ってもらった。
世間から爪弾きになってつらい思いをした人達が、同じ境遇だけど元全日ジュニアヘビー級チャンピオンならぬ元NHK社員の立花孝志の下、ファミリーを形成する。
メンバーの大半にとって市議会議員なんて夢のまた夢。そんな地位にしてもらった立花さんに感謝し、立花氏に悪いところがあっても目をつぶり、批判者にスマホを向け、私人逮捕の証拠保全につとめる。
今の自分には、それしか思いつかない。
アレフ・顕正会・幸福の科学・子宮系スピリチュアル(八木さや)、そしてNHKから国民を守る党。
幸福の科学は、前回「入って大丈夫な宗教」から大躍進。大川宏洋氏の影響が大きいだろう。

すなわち、インターネット全盛の今、「アホなことやってると、すぐにアホだと言われてしまう」ので、「宗教が宗教という形で出ることはない」。今の宗教は宗教という形を名乗って出てくることはない。八木さやにしてもN国にしても。
確かにそのとおり、実に重要な指摘である。
そもそも、伝統宗教も新宗教も新々宗教の信者激減の一途。
詐欺師の皆様だって、金をだまし取ったりハーレム生活を送るためには、教祖を名乗るのは成功の確率が低い。医学のふりしたり、政治のふりしたりする方が、成功や性交の近道である。

だとするならば、「信者」…例えば大橋昌信や加陽麻里布や浜田聡や中村典子は、何を夢見て、選挙妨害者にスマホを向けたり、医師をほったらかしで選挙に出馬し続けたり、パチプロ上がりの胡散臭い中年に股を開くのだろうか。
立花孝志が「信者」に提示するロマンはただ一つ。「NHKをぶっ壊す」である。たかだかNHK受信料を払わない運動のために、違法行為に手を染めるだろうか。

しかも、本多勝一の不払い運動には、NHKの報道姿勢に対する疑問や、視聴者の声を反映させるシステムに対する疑問等、それなりの「正義」が存在する。NHK受信料不払いの先には、まっ赤っ赤なNHKおっとっとリベラルなNHKという理想がある。
しかし、立花孝志のNHK受信料不払いは、自分がNHK社員時代に煮え湯を飲まされた「恨み」であり、NHKをぶっ壊した後に何かがあるわけでもない。NHKの報道内容に文句があるわけでもなく、汚れ役をやらされてノイローゼになり、文春に告発したら追い出されたという他人と共有しにくい「怨念」がエネルギーになっている。
私は随分と立花孝志のYoutubeを見たが、彼がマスコミの理想を語った記憶がない。
NHKから国民を守る党を知り、横山緑(久保田学)当選以降、快進撃を続けるあたりから、自分はこの団体が、プロレス団体のFMWに見えて仕方がなかった。

内容も、女子プロレスあり小人プロレスあり異種格闘技あり、パンダ着包みのレスラーがウルトラマンと戦ったりでバラバラ。最後に大仁田厚が豪快に有刺鉄線に飛び込むデスマッチを見せて、徐々に人気を獲得。ついに「有刺鉄線電流爆発マッチ」で馬場・猪木と並ぶメジャー団体にのし上がる。
自分はN国党がオウム真理教に見えない。大橋昌信がターザン後藤に、久保田学がサンボ浅子に、中村典子が里美和に、加陽麻里布が工藤めぐみに見えてしまうのだ。
大仁田厚はある時期から、試合後に叫ぶようになった。
「FMWはファミリーなんじゃい!」
以下はあくまでも推測。
カルト宗教には必ず理念がある。しかしNHKから国民を守る党には、人を犯罪に駆り立てるような理念がない。
しかし何故「理念なき」NHKから国民を守る党は、カルト集団のような行動がとれるのか。
NHKから国民を守る党を「ファミリー」と考えると、カルト宗教並みの犯罪行為をやってのける理由も分かる気がする。

しかし、彼ら彼女らは全て「はぐれもの」で「メジャーから相手にされない」ところを、大仁田厚ならず立花孝志に拾ってもらった。
世間から爪弾きになってつらい思いをした人達が、同じ境遇だけど元全日ジュニアヘビー級チャンピオンならぬ元NHK社員の立花孝志の下、ファミリーを形成する。
メンバーの大半にとって市議会議員なんて夢のまた夢。そんな地位にしてもらった立花さんに感謝し、立花氏に悪いところがあっても目をつぶり、批判者にスマホを向け、私人逮捕の証拠保全につとめる。
今の自分には、それしか思いつかない。
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