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「オウマー」的なもの

※今日の写真は、横浜「ズーラシア」で撮影しました。

新幹線で生活圏に戻ってくると、強烈な虚しさに襲われる


 一昨日、代休でお休みだったので、浜名湖の近くにある「浜名湖体験学習施設ウォット」水族館という水族館に遊びに行ってきた。
 何せ平日、ガラガラ。沢山動画を撮ってきた。
 そして新幹線で帰る。新横浜に降りる。不思議な虚しさが襲ってくる。

 また「日常」が始まるのだ。

ズーラシアのらくださん どこかに遊びに行き、帰ってくる時、いつも「そんな感覚」に襲われる。
 オウマーバリバリだった頃、ごくたまに怪しいイベントに出演した時の帰り道もそうだった。何か、徐々に「日常」に戻ってくる。

 まあ考えてみれば、自分は「非日常」の部分が多少あるだけ、他の人よりも救われているのかもしれない。
 世の中のどれだけの人達が、仕事に充実感を持っているのだろうか。
 辛いこともあるが楽しいこともある。その中で自己を成長させる。そんな気分になったことは、殆どない。長くやればやるほど、恨みや憎しみが育っていくだけ。
 みなさんはどうだろうか。

「終わりなき日常」「退屈な日常」「不愉快な日常」


 オウム真理教騒動がまだド派手だった1995年~96年頃に、「終わりなき日常を生きろーオウム真理教完全克服マニュアル」という本が出た。宮台真司の出世作である。
 多分、読んだと思うのだが、内容を覚えていない。ブルセラショップでパンツ売ってる女子高生がどうのこうの、そんな内容だと思った。ブルセラショップ。そんなものがあったっけ。

ズーラシアのぞうさん もっとも、日本人はオウム真理教もブルセラショップも克服してしまった。いや、正確に言うと、克服したのはオウム真理教だけである。ブルセラショップは、その後JKデフレ経済悪化とIT技術の進化が同時進行し、本当にJKが履いてたかすら当てにならないパンツごときで、「お客様」が興奮しなくなったのが原因だろう。

 少なくとも自分にとって、「終わりなき日常」とは「退屈な日常」ではない。むしろ「不愉快な日常」なのだ。「悩みがないのが悩み」みたいな抽象的な悩みでない。もっと切実な、思わず「撒きたくなる」ような、世の中に対する怨嗟を含んだ感情。

「オウマー的なもの」はなくならない


 オウム真理教が退屈な日常から逃避したのか分からない。しかし、オウム真理教情報にハマること(オウマーになること)は、確実に「非日常の世界」を味あわせてくれる。
 尊師も良いけれど、「高弟」が良いのだ。みんな真面目そうで、犯罪なんか絶対にしそうにない。あれがツボなのだ。
 もしオウム真理教の実行犯が全員ミラレパみたいだったら、オウマーなんか生まれなかっただろう。

ズーラシアのきりんさん 死刑執行後ですら、僅かながら、若い世代に未だにオウマーが存在する。おそらくその人達の多くは、「日常」に充実感を感じていないだろう。

 おそらく「オウマー」が消えても、「オウマー的なもの」は絶対になくならない。
 人生に「勝者」「敗者」があり、それが実力にも人間性にも関係しない部分で決定する。それゆえ、人生に不満を抱えて生活する人はどうしても大量生産される。ましてや、もはや「家族は贅沢品」の日本。どこかで「不愉快な日常」から逃れられる「非日常的部分」を作らないと、多くの人間は真面目になんかやってられない。

ズーラシアで撮影した鳥さん(クジャク?)
 何もオウマーだけではない。実は、性犯罪がそれに近い(性犯罪者の頭の中by鈴木伸元@幻冬舎新書、ご参考に)。確かにJKのパンツ盗撮したり強姦りするのはワクワクするだろうし、難関を克服して「成功」したときには、人間の尊厳を取り戻したような感覚になるだろう。
 そう思えば、おかしなお店でシャンパンタワーで金をつぎ込むオバサンもきっとそうなのだ。いや、「酒」そのものがそうだ。

 ふと、思想業界なんてどうなんだろうと思った。
 日本第一党にしろNHKから国民を守る党にしろれいわ新選組にしろ幸福実現党にしろ、多くのボランティアで支えられている筈である。

 彼ら彼女らは、「充実した」活動を終えた後、帰宅する。その際に、家に近づくにつれて、「やるせなさ」を感じるだろうか。
 もしそうだったら、その人達も「オウマー」なのです。

 実は、あなたもオウマーかもしれない
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コメント
10820:坪田まり子さん by みれい on 2020/02/24 at 09:35:32 (コメント編集)

中江さんは、最近も日刊ゲンダイでコラムを連載していたそうですね。

それにしても、倉田まり子さん(坪田まり子さん)の活躍ぶりには驚かされます。

10817:Re: あれから35年 by sinzinrui on 2020/02/22 at 10:14:43

みれい様

倉田まり子が講師業で活躍していることは聞いておりました。
中江滋樹、アパート火災で一人死亡ですか。
何をやって生活していたのか。

なんか、珍しく「神様が見ていた」んですかね。

10815:あれから35年 by みれい on 2020/02/21 at 16:24:35 (コメント編集)

ご無沙汰しております。

昨日、投資ジャーナルの中江滋樹さんが火災で亡くなったそうです。
アパートで一人暮らしの無職だったとのこと。
当時、私は小学生でしたが、麻原教祖のような容姿が印象に残っています。

一方、倉田まり子さんは、大学教授として、全国各地で引っ張りだこのようです。

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Author:sinzinrui
西村雅史(本名本写真)。元オウマーです。大昔「オウム真理教大辞典」を共著で出して「これで幸せになる」と思ったらかえって不幸続き。糖尿病も悪化し、眼底出血で失明に怯えてます。

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