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第二次南北戦争

悪夢のようなオバマ政権


 「トランプでない」だけが価値の無能老人バイデン、ある意味、民主党としてはベストの選択肢だっただろう。

シーライフ名古屋にて撮影。金魚。 そもそも、何故トランプのような「ゲテ」がヒラリーに勝てたのか。それは「悪夢のようなオバマ政権」があったからだ。
 そして、どこが「悪夢」だったか。オバマケアと呼ばれる福祉政策だろうか。違う。
 むしろ、グローバル・ダイバーシティー・ジェンダーフリーLGBT…欧州の極右政党がドル箱にしたものと同じである。
 「メキシコに壁を作ろう」「12月24日にはメリークリスマスと言おうぜ」と主張する一方、男性が女性トイレや女性用シャワーに入れることを「おかしいに決まってる」と主張し、LGBTやそれを支えるジェンダー思想(男女差後天論やそれに伴う男女の自己申告制)にノンを唱えた。

 その主張は、民主党を支持するインテリの観念的・抽象的な理想論から何ら利益を得られないどころか、害悪ばかり被る多くの庶民層のハートをガッチリとらえた。
 インテリのお遊びに過ぎない「抽象的な」男女平等や、生産性のないホモレズやただの変態に過ぎないオカマ、不法入国者もてんこ盛りの外国人やイスラム教信者の言うことばかり聞いてる黒人オバマのお次は、女性のヒラリークリントンかよ。我々庶民の生活には何も関係なーい! 頼んだぜ、トランプ。おそらく、アメリカの普通の庶民(低所得層)はそう思ったのではないか。

ジーベンロック・ナガクビガメ。竹島水族館にて撮影。 仮に民主党候補がサンダースだったら、トランプは従来の主張をヒートアップさせて、更に「中国の手先」「コロナに魂を売った獣」etc.総攻撃をかけただろう。しかしバイデンは民主党の右派でしかも男性老人。庶民を苦しめる左翼リベラルの匂い、イスラム教や男女自己申告制や中国共産党の悪臭がしてこない。

 何せここは日本。正直、本当にアメリカ人がそう考えてるのか実感として分からない。
 しかし、例えば日本で「杉田水脈大統領」が立候補したら、旧民主党は菅直人や蓮舫や辻元清美を立てるだろうか。むしろ、「相手が技をかけにくい」強固な反共主義者・前原誠司が得策だ。杉田水脈が「後ろから前原」を攻撃しても、前原は余裕で「共産党はシロアリ、俺は京都であいつらと戦ってきた」と言い返せる。
 「トランプでない」ことしか自分には魅力が見いだせないバイデン、案外と見事な選択だったと思う。

大統領選挙は両者リングアウト? デスマッチの継続


 トランプはまたもマスコミの予想を覆し善戦した。
 それだけではない。「郵送投票」問題に突っ込み、投票に不正があったと主張し、法廷闘争も辞さない構えである。
 一方、「リベラル」民主党は、トランプの主張を日本風に言えば「ネトウヨのデマ」と切り捨ててるようで、この調子では、今回の大統領選は両者リングアウトあるいは両者反則でゴングになりかねない。
 プロレスならば両者リグアウトどころかAWAルールならばトランプ反則負けでもベルトは移動せず、トランプの大統領防衛、継続となる。そういえば、トランプはプロレスのマットで髪切りデスマッチも戦って、体重をかけた見事なラリアートを披露している。

竹島水族館のお魚たち しかし、現実の選挙はプロレスではない。バイデンが大統領になるのが目に見えている。
 ただ、トランプが「ノーサイド」にするのか。とてもじゃないが、そんな雰囲気ではない。
 そして、それを支持する「オバマに苦しめられた大衆たち」「グローバルやジェンダーフリーの犠牲になった庶民たち」がたくさんいる。彼らの怒りは、インテリのお遊びに過ぎない差別論ではない。切れば血が出る具体的な痛みである。

 「第二次南北戦争」「南北戦争、再び」。
 こんな言葉が、まもなくブレイクするのではないか。
 

アメリカの「民主主義」信頼度ガタ落ち、得するのは中国


 ダイバーシティー・ジェンダーフリー軍vs自国第一主義軍。
 各州に分かれて戦争勃発。
 さすがに、久々に内戦まではいかないだろうけれど、どっちが強いだろうか。所詮はインテリのお遊び、ホモや外国人のために命を捨てるとも思えないので、チームトランプが勝ちそうな気がするが、これは平和ボケ日本の国民の発想か。

 冗談はともかく、お互いの「争点」はグローバルやダイバーシティーやジェンダーフリーであって、共産主義ではない。
アルタム・エンゼルさん? 竹島水族館にて撮影 「リベラル」の呼称で包括される思想の是非で、アメリカが二分されているのだ。

 今回の選挙で、アメリカ民主主義の信頼度は、世界的に相当に下落したと言える。今後「第二次南北戦争」が冷戦で継続する限り、今回のような「選挙結果の是非にクレーム」のケースも頻発するだろう。
 そうなると、ますますアメリカの民主主義への信頼は世界的に下落する。

 一番得するのは誰か。言うまでもなく、中国である。相対的に、気持ち悪ーい共産主義国家・中国の地位が向上する。

 冷戦状態で勃発する第二次南北戦争は果たして避けられるのか。グローバル・ダイバーシティー・ジェンダーフリー・LGBT等「リベラル」という名の新しい共産主義に悩まされ、国民間に対立が起きているのは、世界の民主主義国共通の現象なのだ。
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西村雅史(本名本写真)。元オウマーです。大昔「オウム真理教大辞典」を共著で出して「これで幸せになる」と思ったらかえって不幸続き。糖尿病も悪化し、眼底出血で失明に怯えてます。

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