ジェンダー論こそが女性の敵
人権 - 2020年11月07日 (土)
何故ジェンダー論が生まれたのか?
この日記でしばしば批判してきたジェンダー論。

おそらく、フェミニズム・女権論の立場から主張されたのであって、それが科学的根拠があるのか否かには、あまりこだわりがなかったのではないか。少なくとも、世界的に普及した理由は、女性の権利拡張にとって都合が良かったからであろう。
自分が最初にこの言葉を知ったのはいつだっかか(前世紀なのは間違いなし)。
確か、その際に読んだ本には「チンポの有無・おっぱいが柔らかいみたいな生物学的な”SEX”の差異は厳然と存在するが、男は勇ましく女はおしとやかに、男は仕事女は家庭みたいな男女差は、社会が後天的に洗脳した”GENDER”である」みたいな説明を、真面目な言葉を使って説明していた記憶がある。すなわち、明らかに女性の社会進出を念頭に置いたGENDERであった。
そうであればトランスジェンダーとは男性が家庭で家事手伝いをすることであり、フェミの立場からすれば、ジェンダーなんて無くし

ご存知のように、ジェンダーフリーは男女差後天論から一歩進んで(?)、男女は本人が自由に選択できる「選択性」になりつつある。
そして、その奇怪な思想は…完全に奇怪としか言いようがないのだが、徐々に世界に浸透し、日本も蝕んでいる…おっとっとジェンダーフリーは欧米ではもはや常識となっている。
何で「女性議員が半数以上」が良いことなのか
日本共産党の事前運動Twitterより。
#赤旗写真ニュース できました
— 日本共産党⚙🌾 (@jcp_cc) November 6, 2020
🌹野党で政権奪取!
日本共産党は総選挙にむけて比例予定候補を発表しました。半数以上が女性です。
野党連合政権を実現し、国民が希望を持てる新しい政治へ
PDF➡https://t.co/250nzL5qDf pic.twitter.com/PnhbXEcd6e
半数以上が女性?
そんなの、男女(GENDER)なんて後天的に決まる自己申告なんだから、どうでもいいじゃん!
そもそも、どれが女性でどれが男性か、外見から分からないしねえ。

差別ニダ!
「それが差別なんだよ!」という思想がジェンダー論ではないだろうか。
いや、そういう適当でいい加減で非科学的な、フェミニズム推進のための「口からでまかせジェンダー」だったらまだ良かったのだ。ご都合主義でSEX(チ○コ・マ○コ)とGENDER(男らしさ女らしさ)を使い分ける。あくまでも性別はSEX一本で統一。
しかし、時代は何故かGENDER一本化に進む。そして今や、GENDERは女性解放どころか女性の敵となっているのだ。
松浦大悟氏「学術会議はLGBTを分かっていない」

ご存じの方も多いと思うが、松浦氏は非左翼のホモで、それゆえ左翼からネトウヨならぬホモウヨなどと呼ばれ、左翼勢力の攻撃にさらされている。
しかし、彼の主張に耳を傾けてはどうだろうか。
何せ、左翼が大好きな「女性」の大ピンチなのだから。
日本では2003年に性同一障害者特例法が制定され、チ○コ・マ○コの付替えをすれば、戸籍上の男女を変更できる。しかし日本学術会議では、手術要因を無くしてしまえと「提言」しているそうである(P.132)。日本学術会議解釈では、マジで「男女」は法的に自己申告制になるというわけだ。
そして、この日記でも紹介した(と思う)お茶の水女子大の男性入学問題(SEXは男でGENDERは女)を論じている。女子大には過去に性犯罪被害を受けた女性もいるかもしれない。更衣室や便所にトランス女(「おかま」って書いたほうが分かりやすいのに)が入ってくれば恐ろしいし、いや、「病気の(鳥越俊太郎学説)」女子大生だって恐ろしい。
しかし、ガチレズの同志社大学岡野八代教授は『トイレも更衣室も同じであることが当然でしょうし、部活動などでは、お風呂も一緒だということが前提になるでしょう(P.136)』。未成年の受験生のほぼ全員が適合手術なんか受けられるはずがないと主張なさっているそうだ。

困惑するフェミニスト、珍概念「シスジェンダー」で弥縫策
さすがのフェミも業を煮やし、オカマなんか女じゃねーぞとブチ切れ始めたようだ。しかし日本会議は『「女性」をシスジェンダー(身体と性自認が一致)に限定し、トランス女性を排除する動きがある。トランスジェンダーの理解を深めるための法整備は、トランスジェンダーの人々の生命と尊厳を確保するための喫緊の課題である(P.135)』と。
そもそも、シスジェンダーって概念、苦しくねーか? だったら、生物学的なオス・メスだけでいいじゃん。
女子大なんだから、SEXがメス以外はだめです。どうしても女子大入りたければ、チ○コを取って「ま○こ」をくっつけて下さい。以上。それで解決である。
ジェンダーとLGBTとが合体したのが諸悪の根源。それゆえ「女性差別解放の便法」だっジェンダー論は、弱い女性の貞操に牙をむく悪魔になったのだ。いや、ジェンダー思想はそもそもそういう毒を孕んでいた。男らしさ女らしさは後天的ならば、男なのに女だ、女なのに男だという人がいても当然となり、かくてホモレズ・トラジェンが「素晴らしい」と礼賛される。
LGBTをおだてることそのものが、ジェンダー論正当化の便法なのだ。
しかし、それが世界の趨勢なのだ。
世界同時発狂。しかし、それに気がついた人も徐々に増えてきた。
なるほど、どの国でも極右が強いわけだ。
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