日本第一党、衆議院東京ブロック1議席獲得は300,000票必要。
政治 - 2021年09月26日 (日)
状況によっては30万票超えても落選
日本第一党が衆議院議員総選挙比例区東京ブロックで1議席獲得するには何票必要か。皆さんも興味あると思いまして、調べてみました。
結論から言いますと、2017年の得票数から算出・推定すれば、ズバリ30万票以上です。2017年に比べて得票率が下がる可能性がありますが、29万票代では危ない。投票率が上がる等、条件が変われば30万票キッチリでも落っこちます。
ドント方式って何?
まずは、ドント式から勉強してみましょう。ちなみに、計算方法を知ってます?
民主政治と選挙 ドント式とは/あすなろ学習室
https://gakusyu.shizuoka-c.ed.jp/shakai/seiji/02_5_donto.htm
具体的に、前回の衆議院選選挙東京ブロックで説明します。
実際の数字で説明してくれるサイトがなかったので、自分でドント式の計算法を勉強して、表もExcelで自分で作りました。黄色(当選17名)も自動表示。凄いなあ俺って。

東京ブロックの定員は17名。これを各政党の得票数で割り振るのですが、単純に割り振るのではなく、各政党の得票数を÷1、÷2、÷3...と割っていきます。
そして、その数字の大きい順に定員の17名を各政党に割り振っていきます。

正直メリットは分らないのですが、このやり方、ミニ政党がギリギリ1議席で滑り込み当選するのが困難になることだけは確かなようです。
例えば、2017年の得票数を単純に比例按分してみましょう。
すると、自民党が1議席減、維新が1議席増になります。こっちの方が日本が右寄りになって良かったかもしれません(笑)。ま、それはともかく、最低得票ラインに注目してください。
ドント式でミニ政党が1議席を獲得するためには、自民党の302,697票を上回る必要があります。しかし、単純に按分すれば、20万票弱でミニ政党は1議席獲得できます。
もっとも、維新の1議席は四捨五入でギリギリ引っかかってる状態(0.57議席を四捨五入で1)なので、単純比例が果たして正しいと言えるのかは微妙な問題です。
日本第一党議席獲得は絶望的、供託金も全額没収

前回都知事選で桜井誠の得票数は約17万8000票。あと東京都内で12万票以上を稼がなくてはならない。正直、超苦戦ではないだろうか。
ちなみに、比例区の供託金は、大政党でも当選しない人の分は没収されるシステム。今回は都知事選みたいに「善戦しました」は通用しないのです。根性で29万票を集めたとしても、残念賞の供託金返却はなし。1名600万円×4名=24,000,000円全額没収となります。もちろん羊羹賄賂男と一騎打ちする桜井誠も、柿沢未途に勝てるはずもなく供託金没収でしょう。
そうなると、マジで資金難の可能性大ではないでしょうか。来年の参院選は無理でしょう。
都知事選ならば善戦しただけで供託金没収分をYoutube広告料等で取り返せます。しかし、今回の出費は2700万円+選挙資金。桜井誠、あまりに危険な賭けに出た気がします。
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