若者を選挙に行かせるのは簡単
政治 - 2022年06月23日 (木)
恒例の「若者の選挙離れ」批判が始まった
選挙戦が始まると必ず「意識高い系」が若者の選挙離れ政治離れ、低投票率を嘆くふりして自分の政治意識の高さをひけらかす。
しかし、意識は高くても知能は馬鹿。だからこんな記事が毎選挙事に作られるにもかかわらず、投票率は一向に上がらない。
「選挙行かない若者悪いですか?」渋谷で質問する記者が逆に問われた/有料会員記事・島崎周2022年6月21日
https://www.asahi.com/articles/ASQ6N3JQRQ66UTIL01F.html
自民党から共産党まで無視する「高校1年生2年生怒りの声
一方、日本一の大新聞読売新聞では、こんな特集をやっていた。同じ新聞でも随分と違う。やっぱり朝日新聞は「日本を代表するクオリティペーパー」とKAZUYAのネタにされるわけだ。
参院選で聞いてみた…高校生がずばり実現したい社会保障は?読売新聞2022/06/20
https://www.yomiuri.co.jp/life/20220616-OYT8T50004/
千葉県の津田沼高校の高校1年生2年生に、どういう福祉政策を実現して欲しいかを聞く「特別授業」の紹介。出産子育てと無料奨学金が人気のようだ。新聞にはJKやDKの偽らざる意見が写真で紹介されていたる。そして、これから7月10日までの選挙期間中、このような意見が既存政党の口から発せられることは絶対にあるまい。




医療費個人負担の増額が人気爆発。多くの高校生が現在の保険医療や年金優遇が若者の足を引っぱっており、医療費個人負担の増額や年金の切り下げを主張していることが読み取れる。企業の内部留保だの軍事費だの馬鹿げたことを言ってる人間は一人もいない。政治に無関心どころか、津田沼高校の若者は、朝日新聞や立憲共産党が大好きな「意識高い系」老人よりも、遥かに政治意識が高いではないか。
しかし、若者の不満に応える政党は存在しない。かろうじて対応しているのは、自分の知っている限りでは参政党だけである。
18歳被選挙権すら嫌がる「意識高い系」
若い世代が投票に行かない理由は、自民党・日本維新の会から共産党・れいわ新選組まで、老人の老人による老人のための政治をやってるから。そんな中、マシな維新が若い世代に人気で最悪の老人政党共産党が不人気なのも当然だ。
しかし、政治家は「年金切り捨て」「高齢者医療費引き上げ」を言わない。言うと老人に嫌われて、選挙に勝てないからだ。
前に書いた日記「「選挙権若者1人2票」「80歳以上選挙権剥奪」実施せねば、日本の民主主義は北朝鮮化」で以下の記事をご紹介した。
若者に一人5票の選挙権を与えよう!/保険研究部 部長 中村 昭/ニッセイ基礎研究所
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=39755?site=nli
『…2030年には、20歳代11.1%、30歳代12.3%、65歳以上37.0%という構成状況となり、若年世代の発言力は高齢者の半分程度まで減少してしまいます。』
『1票の価値を2倍程度に引き上げる…今後の日本に長く住む若者(平均余命が高齢者に比して3~4倍長い)は、政治の影響を高齢者よりずっと長い間受け続けるわけですから、政治に対する発言力を、さらに大きくしても良いと考えられます。』
世代間の一票の格差があまりに酷いので、10代20代の1票は2票にカウントしないと、民主主義が成立しないというわけだ。
しかし、こんなの実現するはずがない。私が考えた「80歳選挙権剥奪」と同じ、やるわけがない。やる筈ないことを考えても、時間の無駄。ならば、実現可能な「衆参とも被選挙権を18歳」はどうだろうか。JK議員・DK議員の誕生。若者のことは若者に聞け。せめてこれくらい実現させるのが「上の世代」の義務だと思う。
しかし、間違いなく、あれほど「若者よ、政治に興味を持とう!」と叫んでいた意識高い系中高年は、狂ったように反対するだろう。
女子中学生は誰も知らない「有名タレント」候補
【参院選2022直前】タレント候補認知度調査!!原宿と巣鴨で1番知られているのは誰だ!選挙ドットコム 2022/06/18
https://www.youtube.com/watch?v=lSfpJfA7GiA

写真の8名(生稲晃子・今井絵理子・乙武洋匡・水道橋博士・中条きよし・松野明美・三原じゅん子・山本太郎)の知名度を調べる。私は「あれ? どうして高見知佳がないの?」と思った。芸能人としての実績ならば、三原じゅん子よりも高見知佳の方が上。派手に売り出したが、全く売れず消えていったのか三原じゅん子、消える寸前に大ブレイクしたのが高見知佳。そもそも三原じゅん子や山本太郎は政治家として既に日本人大半が知っている。あんまりいい人選じゃない。

言っておくが、この中学生は情弱でもないし馬鹿でもない。キンプリの写真出して、「この人の本名知ってる?」って聞けば、確実にスラスラと答える。もちろん巣鴨は壊滅だろう。

そもそも、本物の有名アイドルが参院選なんかに出てくるはずがない。収入もやりがいも尊敬(モテモテぶり)も忙しさも政治家レベルの彼ら彼女らが、そんな下らないことに興味をもつはずがない。ああいうのは落ち目になってからやるものと小馬鹿にしているだろう。
ああシルバー民主主義!タレント候補からも見放された若い有権者達。
それでは、朝にお読みの皆さんはお仕事お勉強に頑張ってください!
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