浜田聡参議院議員「ガーシー懲罰」演説、まさにＮＨＫ党の林郁夫に見えた

　今日はいろいろと。お忙しければ、お好きなところだけお読みください。

今すぐやめて欲しいタレント議員は中条きよし山本太郎の隠し子コンビ　しかし何故か写真に…

今すぐやめてほしい「タレント議員」生稲晃子4位、今井絵理子3位、圧倒的1位の大御所は？【500人アンケート】
https://news.yahoo.co.jp/articles/c870aee57092e2ec123855e21226efeab96cee73

今すぐやめてほしい「タレント議員」生稲晃子4位、今井絵理子3位、圧倒的1位の大御所は？ 😮‍💨https://t.co/WTvvMWgoH3

— macaron macaron (@macaronmacaro15) February 22, 2023

　ガーシーは『票が集まりすぎることが明白なため』除外したそうだ。

１位中条きよし、２位山本太郎。隠し子コンビが上位を独占。案外と国民は冷静に見ているものである。
　しかしFLASHの写真は何故か３位の今井絵理子に４位の生稲晃子。

　おそらく、FLASHみたいな「おニャン子おニャン子」空騒ぎ報道に感化されて、自称「意識高い系」が「愚かな有権者が生稲晃子に投票する」と更に思い上がる。ある意味、右派が山本太郎に集中し、左派が今井・生稲に集中させたとも読める。

　ちなみに５位が元立憲民主党の須藤元気。ワクチンでデマを垂れ流したのが理由。
　マスコミネガキャン度で考えれば圧倒的１位は生稲晃子。しかし今井の方が票が高く、ポンコツジジイの中条きよしを１位に据えて、蓮舫ではなくワクチン問題でデマを垂れ流す山本・須藤をランキングさせる。アンケートに答えた有権者さん、馬鹿じゃなかったようである。

　しかしFLASHは生稲晃子の写真を使うのだ。

ＮＨＫ党　大阪府知事選に佐藤さやか３４歳を擁立　立花党首「売名」明言

　さーやか、はいっ！
Ｎ党、大阪府知事選に３４歳女性薬剤師を擁立へ／2023/2/21
https://news.yahoo.co.jp/articles/c870aee57092e2ec123855e21226efeab96cee73

　投票締切日の夜８時と当時に当選者が決まる大阪府知事選。ＳＪＪ４８党から候補を出す意味は、売名だけ。立花孝志も300万円で宣伝と明言している。
　売り出す佐藤さやかは台東区から出てくる予定の34歳。薬剤師さんで、そんなに悪い候補でもないのかもしれない。しかし、どうしてこの党から出てきたのか。

政治家女子４８党、既に離党者？

　たまたま気がついたのだが、初期メンの竹上かなみ、昭和アイドル南沙織にそっくりなのでチェックしてたのだが、品川区の候補から消えてしまった。品川区には、山本あやのという別の候補が既に選挙活動している。
　おニャン子クラブもＨＫＴ４８も初期に大量離脱（解雇か）してるので、こんなもんかもしれない。しかし、何せ入れ変わりの激しい党な上に、民主主義が存在しないことたるや日本共産党が裸足で逃げ出すレベル。仮に当選しても議員辞職令が発令されたり討伐隊に参加させられたり、それが嫌ならセフレ呼ばわりされたりボダメンヘラババアと罵られたり…

成田悠輔「老人集団自殺」、批判するのは簡単だけど…

　最近、成田悠輔がシルバー民主主義批判で言い放った老人集団自殺発言（高齢者の集団自決、集団切腹）が突如と集中砲火を浴びている。周回遅れな気がする上、岩田厚に飯山陽と保守派が叩いているのが奇異に感じた。
　もちろんこれは麻生太郎や故・石原慎太郎が確信犯で暴言を吐くのと同じ、確信犯で物議を醸して問題提起を狙ったもの。
　成田悠輔氏の言葉を借りれば、シルバー民主主義はもはや『老人たちの手のひらの上でファイティングポーズを取らされている』『若者よ選挙に行こう（２２世紀の民主主義・成田著P.7）』なんてレベルじゃない。そんな甘っちょろい話を言うな。日本政治で世代間平等を即座に実現するには、老人虐殺しか存在しないのが事実なのだと。

　いや、老人虐殺がいけないのであって、シルバー民主主義問題が深刻なのは僕だって思ってるんだよ…と「良識ある」人は言うかもしれない。しかし、じゃあ何をどうするのか。ちなみに成田氏が「提案」する老人虐殺の代案を「２２世紀の民主主義」から拾うと、若者が暴力で老人から選挙権を奪い取る、若者だけで独立国を建設する、若い世代だけの選挙区を作る、余命で一票の格差をつける…　もちろん全部実現不可能なことを知ってて言っている。

　何せ「シルバー民主主義を憂慮する」「良識ある人」は１８歳被選挙権実現すら渋るのだ。あんなの、賛成・反対のレベルじゃない。「マスト」に決まってる。だって、実現できる唯一のことじゃないか。

夏目亜季のことは好きだけど、政治家女子４８党のことは好きになれない

　アイドルだから優遇されるほど選挙は簡単じゃない。最近亡くなられた高見知佳のようなビッグネームでも一世を風靡した岡崎友紀でも大敗するのだ。一方マスコミは愚かな有権者の優越感をくすぐろうと、おニャン子おニャン子と「タレント候補」を事ある事に批判する。
　しかし有権者の多くはシルバー民主主義を憂い、若い候補に票を集中させる傾向がある。だから生稲晃子ではなく中条きよしがタレント議員のワーストになったのだろう。

　そんな有権者の心意気を、ＳＪＪ４８は活かせるのか。自分がこの党に批判的なのは、老人虐殺が語られる現状で必須ともいえる１８歳被選挙権（この党は全面的に打ち出している）も、アイドル的な若い女性の政界進出も、かえって遠のくのではないかという危惧である。だって、やってるのは立花孝志だもん。

　癌サバイバーの生活問題を地道に訴える生稲晃子という婦人議員に自分はポテンシャルを感じる。だからマスコミの軽薄な「おニャン子おニャン子」に屈しないで欲しいと思う。しかし、ＳＪＪ４８という存在はプラスになるのだろうか。

　メンバーを殆ど把握してないけれど、どうやらそこそこ「使える人材」を集めたようである。はすみん・山本茉央の人気コンビに、おおつあやかも案外と良い（考えて見ればあの番組に出てたんだから、政治に詳しくて当然か）。だけど、あの党を動かすのは党首の夏目亜季ではなく、事務局長のカピバラ。この活動が１８歳被選挙権実現や若い女性の政治参加に一石を投じるとはどうしても思えないのだ。

　立花孝志、確かに魅力がありすぎる。私だって、とても全面的否定なんかできるはずもない。
　だが。「トランプとバイデンで魅力があるのは」と聞かれれば、大抵の人は、そりゃトランプと答える。立花孝志はそれに近い魅力。しかも政治家としてトランプ以上に独善的で自分の非を認めず、何よりも自分への批判に過敏すぎる。
　１８歳被選挙権以前に、ＮＨＫ党にこそ被選挙権が必要ではないのか。絶好調上り坂だった頃に主張した「直接選挙制」はどこに行ってしまったのか。

林郁夫ぶりを見せつけたガーシー演説の浜田聡参議院議員

　昨日のガーシー懲罰問題に関する浜田聡の演説、自分には「まさにＮＨＫ党の林郁夫」にしか見えなかった。そしかし、あの演説を多くの「Ｎ信」は絶賛する。一部保守派も何故か理解を示す。あれ、不気味に思わなかったのだろうか。あんな優秀な医師が、立花孝志のう言い分をそっくりそのまま、怒号の中ひるまずに語り続ける。

　おそらくＳＪＪ党首の夏目亜季は、浜田聡の演説を冷めた目で見てただろう。前にご紹介した「夏目亜季党首のハーメルン笛吹き」、本当だったら良いなあ。