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「暴力革命で独裁」可視化してしまった左翼・日本共産党

嫌いな政党No.1は日本共産党、政治家女子の倍の「人気」


嫌いな政党No1は今も昔も日本共産党 昨日「選挙ドットコム」を見ていたら、「支持したくない政党」の電話調査結果が、大本命の政治家女子48党の倍の圧倒的数値で、ぶっちぎりで日本共産党になった。
 もっとも昭和の昔に実施してもワースト政党は日本共産党だった。カピバラ集団やれい新や参政党など、ライバルが沢山登場した中、「王座」でいるのだから大したものだ。もっとも、カピバラ48党が共産党の半分しか獲得できない「民意」もいかがかとは思うが。

マルクス主義本当は暴力革命で独裁


自由と民主主義の宣言 日本共産党は昭和のある時点から、執拗に「我々は暴力革命ではない」「我々は独裁ではない」と言い続け、そこを宣伝活動の中心に据えてると思うくらいに宣伝し続けた。ある意味、それは正しい。実際にマルクスもレーニンも、暴力革命でプロレタリア独裁を行うと数々の著作で明言している。唯物論的弁証法も階級闘争史観も、物事(生産力)は漸進的に改善されるものではなく階級闘争の結果一気に向上する。それが法則なのだと解いている。それゆえ、1970年代に日本共産党はドイツ語のdictaturaを独裁ではなく執権、gewaltを暴力ではなく強力と変更し、今でも共産党出版物ではこの珍訳が使われている。

 しかし、「どんな法律によっても、絶対にどんな規則によっても束縛されない、直接暴力で自ら保持する無制限の権力(WIKIからの引用)」が「執権」のはずがない。
 だが日本共産党はあらゆる機会を捉えては「我々は議会制民主医を守る。暴力革命を使わない」「ソ連・中国とは違う。独裁政権ではない」と言い続けてきた。

普通のリベラルが知ってしまった「暴力」と言う名の蜜の味


 昨年の夏、参議院選挙期間中に安倍元総理が殺された。選挙直前の難しい時期だったので扱いが慎重にならざるをえないのは確かだ。しかし、選挙を終えた後、マスコミは加害者と全く同じ言い分で安倍元総理や自民党の誹謗中傷を始めた。そしてついに、現職の岸田総理までもが殺されかかった。
美少女小川さゆりさんは「“貧困や孤立”山上徹也容疑者と同じ環境」。骨の髄まで左翼に利用された。 もちろん日本共産党は馬鹿ではない。「でかした!」「山神様」「暗殺が成功して良かった」なんて本音をヘラヘラ喋らない。嬉しさを必死で抑えて、安倍元総理のときも岸田総理のときも人前では深刻そうな顔をして「暴力は許されない」と語る。しかし、国葬前までの集中報道を見た人は、冷静さを取り戻した今、「かわいそうな宗教2世」報道をどう感じたか。
 ちなみに鈴木エイト氏は安倍蘇元総理を国葬に値しない人物旨を明言し、朝日新聞川柳欄では「疑惑あった人が国葬そんな国」「死してなお税金使う野辺送り」など、狂ってるとしか思えない「川柳」を数々掲載した。これら狂気の発言は中核派の前進ではない。普通のジャーナリストや普通の学者や普通の新聞がやっていたのだ。

 いくら日本共産党が本音を隠して笑いをこらえ「暴力はいけない」と言っても、普通のリベラル派が喜びを隠せなかったのだ。暴力で嫌いな政治家を殺すのは楽しい。殺せなくても、脅せばあいつらはいうことを聞くだろう。

選挙前でも裏切り者は斬れ!


志位委員長への手紙by鈴木元@かもがわ出版 そして松竹・鈴木元問題が起きた。「統一地方選前だし処分をしないのではないか」「松竹伸幸はともかく、鈴木元は京都の重鎮で慕っている部下も多いので、少なくとも統一地方選前に手出しはすまい」… 共産党ウオッチャーはそう観測した。しかし予想はあっさり覆された。日本共産党は容赦なく両名を除名した。おそらく京都では「鈴木元残党狩り」が行われているだろう。
 もちろん選挙で大敗。しかし志位和夫は普通に今まで通り。党内から批判する声も全くない。
 草加市でも内部分裂選挙をやらかし、セクハラ・パワハラ隠蔽は富田林市など他にもあるようだ。しかし志位和夫は「”へいじょう”運転」。別に怒りの声もないようだ。
 それどころか、「衆院選で150議席を獲得できなければ辞任する」と宣言した立憲民主党の泉健太代表を「しめしめ」と思う左翼の本音すら声すら聞こえてくる。

独裁の味も知ってしまった


在特会の迷セリフ「良い韓国人も悪い韓国児もどちらも殺せ」 日本共産党に限らない。左翼は「目覚めて」しまったのではないか。暴力で政敵を屈服させ、独裁で政敵を追放する快楽に。実際にマルクス主義はそういう思想。前述のように、暴力革命でプロレタリア独裁政権を作る。こいつは実のところ、応えられない味なのだ。杉田水脈さんが行くところ行くところ三面怪獣ダダのプラカード持って駆けつける連中なんてまさにそれだ。

 皆さんも在特会の全盛時を覚えていよう。相手が何も言ってこなければ、「良い韓国人も悪い韓国人もどちらも○せ」どことろか「新大久保を更地にしてガス室作れ」まで言っていた。
 しかし、その在特会に勇敢に立ち向かった一人、有田芳生が逆に今や「アベガー」「ツボガー」の急先鋒。少なくとも安倍元総理殺害事件に殆ど関係ない家庭連合の古い事件を持ち出して、安全圏から自ら手を汚さずに殺人鬼の同情世論醸成に必死である。その効果があり、加害者への差し入れや原型請求が殺到しているとか。

 もうどうにもとまらない。左翼は暴力だけではなく独裁にも目覚めたのだ。立憲の泉健太追放に成功すればますますクセになる。暴力も独裁も、とっても気持ちいいのだ。一度知ったらやめられない禁断の蜜の味。左翼の多くは、それをっ知ってしまった。
 今後、日本共産党に限らず、左翼の独裁に関する揉め事が続くと思う。

 ではまた。
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コメント
12574:全く関係がありません。 by コメント投稿確認 on 2023/05/20 at 06:44:43

>>>ゆがんだ共鳴を多くの人に与えてしまった。>>>
京アニ放火←パクられたから
安倍さん銃撃←統一教会
中3弥富刺殺←いじめの報復
豊田商事事件←特殊詐欺の恨み
甲府放火←LINEブロックの恨み
多くの人に与える事件なんていつでもいくらでも起きてます。今に始まった話ではないんです。

12572:Re: 全く関係がありません。 by sinzinrui on 2023/05/19 at 08:18:26

古い世代は何せ本当にトシなのでお許しを。
ただ、貴殿は何かかんちがいされてる気がします。

山上徹也はある種の私怨で安倍さんを殺した。しかしそれがゆがんだ共鳴を多くの人に与えてしまった。統一魚やカルト2世問題なんかどうでも良くなりではなく、かれが安倍さんを殺してくれた喜び…はっきり書けばそういうこと。
山上と壺バスターズとは全く別の感情を持つってるんです。

12571:全く関係がありません。 by コメント投稿確認 on 2023/05/17 at 11:25:56 (コメント編集)

嘘をついたら襲撃されるんです。ダブルスタンダードを使えば襲撃されるんです。どこの国でもです。赤化革命と共産主義は全く関係がありません。黙って何もしなくとも、日本の自民党は衆院で230議席以上を取ります。それは共産主義が滅んだから取れるんじゃないんです。
西村雅史は明らかに勘違いをしている。安倍さんが襲撃されると思わなかったでしょう?思わなかった時点であなたは昔の世代なんです。

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プロフィール

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Author:sinzinrui
西村雅史(本名本写真)。元オウマーです。大昔「オウム真理教大辞典」を共著で出して「これで幸せになる」と思ったらかえって不幸続き。糖尿病も悪化し、眼底出血で失明に怯えてます。

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