伝統宗教は身障者を殺したがっているー名古屋城復元討論会で相次ぐ差別発言
政治 - 2023年06月04日 (日)
朝日新聞報道、名古屋城修復討論会でキャベツ発言相次ぐ
障害者への差別発言相次ぐ 名古屋城復元めぐる市主催の討論会/朝日新聞 寺沢知海2023年6月3日
https://www.asahi.com/articles/ASR636TX3R63OIPE011.html

名古屋城にエレベーター。スロープとかそういう話ですよね。例のオカマ便所と違って、確かに議論する価値があるでしょう。
いずれにせよ悪いのはキャベツ発言した人であって河村たかしではありません。というのか、「また始まったのか」って思っちゃうでしょ? こうやって「謝罪を求めろ」って共産・立民・れいわなどが騒動を焚き付け、謝罪したら「それで済むと思うのか!」「お前は事実を認めたのか!」って辞任を求める。
私は城に興味がないのでよく分からない。しかしあの中にエレベーターやスロープを設置するのは、お城の原形を確保するのに問題はないのか。とにかく朝日新聞にキャベツ問題が書いてあるだけで、眉に唾をつけてしまう。
永遠に楽しめない「富士山と桜のコラボの絶景」

さすがに今の自分では無理。どうやら一生「富士山と桜のコラボの絶景」にお目にかかることはないようだ。
自分の経験だと、身延山久遠寺の階段287段を降りるのですら一苦労だった。あれを登るのは無理。もっとも久遠寺には「男坂」「女坂」という反ジェンダー的ワープで回避できる。そもそも道路があるので身延でタクシーを拾えばロープウエイ近くのメイン施設に楽チンで到着できる。
伊是名夏子がフルスペックで楽しめる伝統宗教お施設は存在するのか

それ以前に、来宮神社に行っても、フルスペックで楽しむことは不可能なのだ。賽銭箱コーナーにも階段があり、細道に岩道、車椅子で動ける場所じゃない。

仏教も神道もとにかく階段が好き。階段上って本殿に行ってお賽銭あげるのが伝統宗教の王道。しかも階段も石と土の凸凹だったりで、しかもそれをコミコミで観光地かつ宗教施設として成立してるのだ。名古屋城にエレベーターが作れるのか分からないけれど、高崎観音の中では無理。牛久大仏はどうだったっけ。あそこは宗教施設じゃなくてレジャーランドだし、そこそこ対応してたっけ。
神様も仏様も車椅子の少女を殺したがっている
今回のはトランスジェンダーじゃなくて身障者だから、気持ちも分からなくもない。
ただ、古くからの施設を使った観光地と車椅子とは何かと噛み合わない。

お釈迦様って慈愛深いんだから、○○寺本堂なんて老朽化した施設なんかぶっ壊して、バリアフリーのビルに建て替えちゃえば良いのだ。しかしそうすると雰囲気が出ないので、乙武洋匡や伊是名夏子に泣いてもらうことにする。身障者よりも観光収入、おっとっと身障者よりも神様仏様が大切。
歴史的建造物保護とバリアフリーとが完全に矛盾してるのだ。どっちかを立てればどっちかが犠牲になる。
そもそも、昔から宗教は差別大好き。女は成仏しないとか差別戒名とか、その種の揉め事はけっこう存在する。キリスト教もイスラム教もユダヤ教もホモが大嫌いで、犯罪者扱いしている。
いずれにせよ、朝日新聞が「キャベツだ!」と叫んだだけで、「きっと何かある」って訝ってしまうのは私だけじゃないよね。
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